■S:今日の聖書の言葉
テトスへの手紙1章2節

★それは、偽ることのない神が、…

■O:今日のコラム
私たちにとって神様とはどのようなお方でしょうか。

神様のご性質を、一つの言葉では言い尽くせないかもしれませんが、今日の御言葉を読むときに、パウロにとって神様とは「偽ることのない神」であったことが分かります。リビングバイブル訳においては「嘘をつくことができないお方」と書いてありました。

先日、私に対してある約束を果たしてくれた人がいました。その人は「小さな約束」と言っていましたが、自分にとっては涙が出るほど嬉しく、愛を感じた出来事でした。「天のお父さんは、小さな約束でさえも忘れないお方。もう祈ることをやめてしまった祈りさえも覚えていて、守られるお方。真実で忠実なお方であり、あなたを本当に愛している良いお父さん。」

そのように言われた時に、私の中に、神様に対する「疑い」「期待しない心」「恐れ」があったことに気づかされました。また同時に、神様はどこまでも真実なお方、忠実で誠実なお方、約束を守られるお方である、という真理に満たされ、神様の愛に触れられて涙が溢れました。

「しかし、神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。」(第1ヨハネ5:20)

パウロをはじめとした弟子たちが、手紙の中で「主は真実な方ですから~してくださいます」と多く書いています。(第1テサロニケ5:24、第2テサロニケ3:3、第1ヨハネ1:9)

私たちの主は、変わらない永遠の契約の愛をもって愛してくださるお方であり、私たちの信仰の創始者であり完成者であり、絶えず私たちを導き続けてくださる忠実な羊飼いなるお方です。私たちが心の王座を神様に明け渡し、自分が人生の主人、頭となっていた罪を悔い改める時、信仰の歩みを支えているのは、もはや自分ではなかったと知ります。

どうしてこんなにも偉大な神様が、こんなにも小さな者に、ご自身の真実を、忠実を尽くし続けてくださるのでしょうか。この一方的な神様の愛、恵みを受ける時、いつも自分の必要、自分の満たし、自分の評価、自分の益、自分のことしか考えていなかった自己中心さに、神様に対する恥ずかしさ、そして悔い改めの心がやってきます。

「だれもみな自分自身のことを求めるだけで、キリスト・イエスのことを求めてはいません。」(ピリピ2:21)

また、下記の御言葉は、自分ではなく主の真実さに目を向ける時によく宣言する、とても大好きな御言葉です。

「私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼にはご自身を否むことができないからである。」(第2テモテ2:13)

私たちが真実でなくても、神様が真実なお方なので、私たちは何もしなくて良いのでしょうか。主ご自身が尽くしてくださった真実さ、忠実さ、その愛を受けるときに、私たちの心はどう反応するのでしょうか。

「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。」(第1ヨハネ3:18)

主が真実を尽くし、私を愛してくださることを知るのであれば、自己中心の罪を悔い改め、「私もあなたに対して真実を尽くして忠実に歩ませてください」という祈りが与えられることを感謝します。

神様の愛は契約の愛です。神様から受ける愛、の一方通行の愛ではなく、この永遠の愛の契約の中に入れられていることを覚えて、私たちも神様に対して果たすべき責任、愛から発せられる真実さ忠実さを、主にお捧げしたいと願います。

■A:考えてみよう
私のうちに、神様に対する「疑い」「期待しない心」「恐れ」がないだろうか。それらを正直に告白し、どこまでも私に真実と忠実を尽くしてくださる、真実なお方を知る、理解力を求めて祈りましょう。

自己中心の罪を悔い改め、「私もあなたに対して真実を尽くして忠実に歩ませてください」という祈りを主にお捧げし、口先ではなく、行いと真実をもって主を愛し、隣人を愛し、今日一日を歩めますように、御霊の助けを求めて祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あい 】

カテゴリー: マナメール

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