■S:今日の聖書の言葉
イザヤ書63章16節

★まことに、あなたは私たちの父です。たとい、アブラハムが私たちを知らず、イスラエルが私たちを認めなくても、主よ、あなたは、私たちの父です。あなたの御名は、とこしえから私たちの贖い主です。

■O:今日のコラム
シャローム!御国が来ますように!

今日の箇所にあるように、私たちは神様をイエス様の十字架の御業が完全であり、既に贖いが完了されているゆえ、私たちは神様を【父】と呼ぶことが出来、また私たちは【神の子】とされたことを感謝します!

「その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、ご自分と和解させてくださったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてくださったのです。」(第1コリント1章20節)

「あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。」(ガラテヤ3:26)

「これは律法の下にある者を贖い出すためで、その結果、私たちが子としての身分を受けるようになるためです。」(ガラテヤ4:5)

イエス様が祈り方を教えた【主の祈り】の1番初めは、

「だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。」(マタイ6:9)

1番初めが【天】と【父】から始まりますから、【天】と【父】ということを知らなければ私たちの祈りは全てフォーカスがズレたものになってしまいます。私たちは【父】を知ることが重要なことであることを覚えたいと思います。

以前、私たちは【自分の父親(産み、育ての親)】と【天の父】と似たイメージを持つと聞いたことがあります。それぞれ生い立ちや育った環境も違うので、全ての人が御言葉の中から【父】の性質を見出し、理解する必要があると思います。

「見よ。わたしは、主の大いなる恐ろしい日が来る前に、預言者エリヤをあなたがたに遣わす。彼は、父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせる。それは、わたしが来て、のろいでこの地を打ち滅ぼさないためだ。」(マラキ4:5~6)

「彼こそ、エリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子供たちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」(ルカ1:17)

このマラキの箇所は終わりの時代に回復すると言われている預言ですが、父の心を子に向けさせ、子の心を父に向けさせるとあるように、父のするべき役割と、子がするべき役割、互いに果たすべきことがあります。

【天】

「こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。」(ルカ15:20)

ここは有名な放蕩息子の話しですが、父の性質として、父は子を見つけ、走り寄ったとあるように、父の心はいつも子に向かっている、そして、子の心が自分に向くことを待っているように思います。

【子】
私たち、神の子が天の父に心を向けることとは、すなわち「悔い改め」て、御言葉の基準に立ち返り、御言葉の実を結んでいくこと、天の父の心をこの地上で行うことでしょう。

それと同時に、可能な限り(全ての人が当てはまるわけではないことは承知ですが)私は実際の自分の両親(産みの親、育ての親)を敬い、親孝行することも含まれるのではないかと思います。なぜならば、神様は子どもが親孝行することを命じていますし、イエス様自身も両親に従っていたので、私たちも実際の自分の両親を敬わなければなりません。敬い、親孝行という行いが伴う時必然的に私たちの心は父母に向くからです。

「あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。」(出エジプト20:12)

「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。」(エペソ6:1)

「それからイエスは、いっしょに下って行かれ、ナザレに帰って、両親に仕えられた。母はこれらのことをみな、心に留めておいた。」(ルカ2:51)

私自身、「具体的に何をすることが親孝行なのか?」日々模索する毎日ですが、違和感や、恥ずかしさを脇に置いて感謝を言葉にして伝えることを実行しています。

クォン・チャンギュ師は「両親のために祈ることと、お金を使って仕えることが敬うことの1つである。」とおっしゃっていましたので、私は旅行に行かせてあげたり、両親の夢を叶えてあげたいと思っています。地味な行いですが、微々たるものですが父母との関係の変化を感じますし、天の父に対するイメージが変わっていきました。

これらは私たち神の子の心を父に向けていくべきステップの1つに感じます。

■A:考えてみよう
・御言葉の中から【父】の性質を見出し、【父】に対する正しいアイデンティティーを持つことが出来ますように。

・自分の父母に感謝を伝えてみましょう。

・天の父と実際の父母に心を向けることが出来ますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まなくぼ 】

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