■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙第一2章1節

★そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。

■O:今日のコラム
国家の為にとりなし祈ることは私たちクリスチャンに与えられた重要な責任です。

多くの場合私たちは「国のリーダーの中に神を信じる人がいれば祈るけど、それ以外の悪や不正を行うリーダーの為には祈る必要は無い。」と考えがちです。しかし、私たちが祈らないので暗闇の力がより一層働く機会を与えてしまうことになるのです。

ダニエルはバビロンの暗闇の文化の中にあり、偶像に仕える王の元にあっても、王の為に神にとりなし祈り、願いました。その結果、神の国が暗闇の文化に勝ったのです。またヨセフもエジプトの偶像礼拝の文化の中で勝利を得ました。

ヨセフを導き、ダニエルに知恵を与えた同じ御霊が今、私たちの内に働いています。私たちもこの時代の日本の文化の中にあって、神の国をこの地にもたらす者として生きることが出来ます。

まず高い地位にある人々の為に「願い」ましょう。あと数ヶ月後に現在の天皇が新天皇へと交代します。特にこの数ヶ月は皇室の為に祈る必要がある時です。天皇家に、この国の首相や大臣たちの内にイエス・キリストにある神の国が来ることを願いましょう。また神を恐れ敬うヨセフやダニエルのような人物が、日本の政界の中にも起こされるように願いましょう。

次には具体的に「祈る」必要があります。あらゆる偶像礼拝との絆が断ち切られ、不正や偽りが退けられ、暗闇の扉が閉ざされることを宣言して祈りましょう。また、この国のリーダーたちの目の覆いが取り除けられ、主イエスをはっきりと見ることが出来るように祈りましょう。

そして「とりなす」ことです。時には断食をして、この国の破れ口に立って祈る者が必要です。私たちの祈りの家においても朝、昼、夜、真夜中と定期的にとりなしの時間を持って、日々、日夜、日本の為にとりなし続けています。

最後に「感謝がささげられる」ようにする必要があります。多くの場合、この世のニュースにおいては国のリーダーに対して否定的な内容が流されます。そのような内容を見る時にいつも批判的な目で国のリーダーたちを見るようになってしまいます。

もちろん様々な問題や、偽りや不正があるのは事実です。しかし、御言葉の原則からすると、存在している権威はすべて、神によって立てられたものだと知ります(ローマ13章 参照)。それなので主が立てた権威の故に主に感謝を捧げることは大切なことです。

このような祈りは主の願いであり、神の御前に喜ばれる祈りであることを以下に記した御言葉によって認識し、日々この国家のためにとりなし祈ってまいりましょう。

「それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。」(第1テモテ2:2~4)

■A:考えてみよう
今日も破れ口に立ち、日本の為にとりなし祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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