■S:今日の聖書の言葉
テサロニケ人への手紙第二3章1節

★終わりに、兄弟たちよ。私たちのために祈ってください。主のみことばが、あなたがたのところでと同じように早く広まり、またあがめられますように。

■O:今日のコラム
パウロがこの手紙の最後で「私たちのために祈ってください」と祈りを要請しています。

パウロの福音宣教の働きは聖霊様の力によってあらゆる場所に広まっていきました。マケドニヤにも福音が広まり、テサロニケの教会は力強く前進して行きました。そんなパウロが次の場所で宣教を開始する上で、テサロニケの教会に祈りを要請したのです。このことから分かるのは、福音宣教の働きには祈りが不可欠だということです。

実際にパウロは多くの兄弟姉妹によって祈られていました。パウロの福音宣教が、なぜあれ程多くの実を結んだかというと、その背後で多くのとりなしの祈りがあったからです。もちろん、福音宣教は聖霊様の働きですが、それと同時に兄弟姉妹のとりなしの祈りが重要なのです。もし、誰もパウロの為に祈らなかったら、すぐに攻撃されて倒れてしまったかも知れません。神様の働きは私たちの祈りと共に前進して行くのです。

パウロ自身はアンテオケ教会から派遣されていますので、背後でアンテオケ教会の兄弟姉妹のとりなしの祈りは大きかったと思います。また、パウロはテサロニケの教会にも祈りを要請したように、あらゆる教会の兄弟姉妹にも祈りを要請したのです。最終的にパウロがローマまで宣教に行く事ができたのは、初代教会時代の多くの兄弟姉妹の祈りの支えがあったからなのです。

私たちはそれぞれ地域教会に属していますが、自分の教会の為だけ祈って満足していてはなりません。教会はキリストのからだです。日本中のあらゆる教会を覚えてとりなし祈りましょう。一つの教会が痛んで苦しんでいるならば、それは他人事ではなく、私たちの重荷なのです。自分の教会だけが祝福されるのではなく、日本中の様々な教会の祝福の為にも祈りましょう。

日本の地域教会をとりなすと同時に、「自分の教会の為にも祈ってください!」と他の教会に祈りを要請するのはなかなか勇気がいることです。どこか、遠慮しがちになってしまいますが、パウロは遠慮せずにどんどん祈りを要請しました。

今の時代、日本中の様々な教会のクリスチャンに出会う機会があります。「ぜひ、私たちの教会の為にも祈ってください!」と遠慮せずにお願いしましょう。そのようにして、日本中の教会がお互いの教会の為に心から祈り合う文化が出来ていくならば、聖霊様は豊かに働き、日本にリバイバルが訪れ、神様のご計画が日本にことごとく成就されていくことでしょう。

日本には沢山の教団教派があり、約8000もの教会があると言われています。それぞれキリストのからだなので、色や形は皆違います。しかし、その違いを乗り越えて、約8000もの教会がお互いの教会の為に祈り合うならば、それは凄いことです。

初代教会は様々な地域に教会が建て上げられていきましたが、決して自分の教会だけのことを考えず、他の教会を自分の身体のように労わり、助け合っていました。終わりの時代、初代教会のように互いの教会を自分の教会のように愛し合う文化が日本に解き放たれていくことを宣言します!

■A:考えてみよう
一変に全ての教会の為には祈れませんが、同じ地域に建てられている教会のために祈るところから始めてみてはどうでしょうか?

自分の教会と同じ地域にどれだけ教会があるのか調べてみるところから始めてみたいと思います。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

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