■S:今日の聖書の言葉
エペソ人への手紙 3章14-21節(イザヤ書46章)

★ 「こういうわけで、私はひざをかがめて、
天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。
どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。
こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、
人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、
教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。」

■O:今日のコラム
パウロは聖霊によって神の奥義を啓示されました。
その奥義の内容が6節に書かれてあります。

「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。」(エペソ3:6)

この奥義を知ったパウロは14節から21節の中で、「こういうわけで〜」と祈り始めます。
なぜ、パウロはこの祈りを祈り始めたのでしょうか?

それは、この祈りを通して、私たちに与えられている神の奥義をより深く悟る為です。
この奥義はユダヤ人もそうですが、特に異邦人がより深く悟る必要があります。
私たち異邦人にとってこの奥義を知ることは重要なことです。
なぜなら、この奥義を知ることこそが福音を知ることだからです。

罪人である私たちにはまだまだ覆いが掛けられているので、神の奥義がどれ程素晴らしいものであるかを理解することができません。
ですので、パウロが祈ったこの祈りを毎日祈りる続けることにより、神の奥義がどれ程素晴らしいものであるかを理解することができるようになるのです。

その為に、パウロが祈りの中で具体的に全てのクリスチャンに願い求めていることは次の内容です。

①御霊により、私たちの内なる人が強くなること。
②信仰によって、キリストが私たちの心の内に住んでくださること。
③すべての聖徒とともに、人智をはるかに越えたキリストの愛を知ること。

これらのことを日々祈り求めていき、私たちが祈りの通りに造り変えられていくならば、神の奥義の素晴らしさを知ることになります。
神が私たちにして下さった御業、偉大な奥義を知るときに、私たちはただただ神の前にひれ伏すことしかできません。

自然と神の栄光を褒め称える賛美が口から溢れ出るようになります。
パウロはこの祈りの最後で次のように神に栄光をお捧げして祈りを終えています。

「どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、
教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。」(エペソ3:20-21)

この祈りが、日々私たちの心からの祈りとなることを切に願います。

今日も1日、皆様の上にイエス様の豊かな恵みがありますように。

■A:考えてみよう
私たちは神様の奥義の偉大さを果たしてどれ程悟っているでしょうか?
私たちに掛けられている覆いが取り除かれ、より深く神の偉大さと、奥義を知ることが出来るように
祈り求めて行きましょう。

神の素晴らしさ、偉大さは私たちの一生を掛けても知る尽くすことはありません。
今の現状に満足せず、飢え渇きを持って、神の前に進み行きましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

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