■S:今日の聖書の言葉
ガラテヤ人への手紙 4章19節(イザヤ書41章)

★私の子どもたちよ。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています。

■O:今日のコラム
パウロが教会に対して抱いていた苦悩は、現代の私たちクリスチャンが教会に対して抱く苦悩とは大きな違いがありました。

現代の私たちは、教会の働き、プログラム、財政、ミニストリー、ビジョンなどの必要が満たされ、成功し、上手く行くことの為に祈り、苦悩しています。もちろんそれらが祝福されることは大切です。しかし、聖書を読む時、主が注目して見ておられるのはもっと違った所にあると気付かされます。

私たちは内なる人が未熟で、ボロボロな状態であったとしても、外側の働きやミニストリーが成功し、上手くいっているならそれで良いと満足しますし、人々も私たちを賞賛するでしょう。しかし、主は外側のものでは無く内にあるものを注目して見られます。

内なる人が成熟し、キリストの似姿へと変えられて行くことは、外側の働き以上に重要です。これは永遠の価値のあるものです。

どんな素晴らしい働きもミニストリーも賜物も終わりがあります。またそれらは全て主から預かったものなので、私たちは何も自分を誇ることは出来ません。主の御名により多くの働きをしたけど、主との親しい交わりも無く、内なる人が主の形とは異なっていた人々に対する評価を心に覚えましょう。

「 わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。
その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行なったではありませんか。』
しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れて行け。』」(マタイ7:21〜23)

内なる人は、外側の環境によって左右されるので無く、ただ主との親しい交わりの中で成熟して行きます。

苦難や試練、不足や孤独、痛みや悲しみの中で、私たちは苦々しさや不平を持つようになります。しかし、イエス様と共に歩む人々は同じ環境の中で、砕かれ、へりくだり、主に信頼することを学び、御霊の品性を実らせる様になるのです。

パウロはガラテヤの人々がキリストの似姿を持つようになることを切に祈り、その為に苦悩しました。このパウロの苦悩を私たちの苦悩とし、自分自身が、また家族と教会が、キリストの形を持つことが出来るように、私たちも涙を流して切に願い、祈ろうではありませんか。

■A:考えてみよう
教会がキリストの形を持つ為にパウロは非常に大切な祈りを私たちに教えています。御言葉に記されているこの祈りを私たちの祈りとしましょう。下記の御言葉を朗読し、祈りましょう。

「こういうわけで、私はひざをかがめて、天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。

どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。

こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。

どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。」(エペソ3:14〜21)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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