■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙 第二 10章12節

★ 私たちは、自己推薦をしているような人たちの中のだれかと自分を同列に置いたり、比較したりしようなどとは思いません。しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです。

■O:今日のコラム
主イエスの弟子たちの間にいつもあった議論、また初代教会の聖徒たちの間にあった論争、それは「この中で誰が一番偉いか」と言う内容のものでした。

イエス様は、その様な弟子たちの考えをいつも正して「神の国では、へりくだり、最も小さな者が偉大な者である」と言うことを教える必要があり、パウロは初代教会の聖徒たちが「私はパウロにつく」「私はアポロに」「私はケパに」と使徒や教師を自らが選び、評価し合い、分裂している姿を「知恵のないことである」と言っています。

私たちの中にはいつも「あの人の方が油注がれている」「あの人の啓示の方が素晴らしい」「あの人の教えの方が恵まれる」と人を評価したり、また時には自分と人を比べて落ち込んだり、逆に自己満足や優越感に浸ったりする性質は無いでしょうか。これら全てが私たちの内にある谷や山、また曲がりでこぼこになった道であり、悔い改めと御言葉、聖霊の力により真っ直ぐに正される必要がある領域です。

知恵ある者の歩みとは、実際の良い生き方で知恵が実として証明されて行く必要があります。

「あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。その人は、その知恵にふさわしい柔和な行ないを、良い生き方によって示しなさい。」(ヤコブ3:13)

今一度ここで立ち止まり、自分自身がこの世の知恵に属する者なのか、神の国の知恵に属する者なのか御言葉に照らし合わせて、主からの正しい評価を受けましょう。

(地の知恵の性質)

「しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。」(ヤコブ3:14〜16)

(神の国の知恵の性質)

「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。」(ヤコブ3:17〜18)

唯一私たちを正しく評価することが出来るのは主ご自身であり、主の御言葉です。御言葉の剣に自らの肉の性質が刺され、教えられ、戒めを受け、矯正され、義の訓練を受ける時、私たちは主にあり豊かな実を結ぶ、知恵ある者の生き方をすることが出来るのです。

■A:考えてみよう
神の知恵に満たされて生きる為に、御言葉の朗読と祈りの生活を続けていきましょう。

■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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