■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第二5章10節
★なぜなら、私たちはみな、キリストのさばきの座に現れて、善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした行為に応じて報いを受けることになるからです。
■O:今日のコラム
本日9月9日から10日にかけてはラッパの祭りが始まりイスラエルにおいては新年がスタートします。今年はイスラエルが回復して70年が満ちる時であり、非常に重要な神のタイミングであることを覚えます。
イスラエルの祭りは神のカレンダーと言うことが出来ます。しかし教会史において特に3世紀、4世紀以降イスラエルの暦と教会の暦が分離し、イスラエルの祭りにある霊的な祝福が教会から切り離されてしまいました。
旧約聖書においてイスラエルに神の回復、リバイバルが起こった箇所を調べると、祈りと礼拝が回復し、主の民が偶像を切り捨て、悔い改めて主に立ち返り、律法の書(御言葉)が回復し、そしてイスラエルの祭りが回復していることに気が付きます。
イスラエルの祭りに神の約束は成就します。種なしパンの祭りの時、主イエスは弟子達と初めて聖餐式の時を持ち、過ぎ越しの祭りの時、主イエスは傷のない小羊として自らの命を捧げ十字架にかかられました。初穂の祭りの日に主イエスは死者の中からよみがえりの初穂として復活され、また五旬節の日に聖霊が弟子たちに注がれました。
以上挙げた祭りは2千年前に成就しましたが、これから迎える秋の祭りは終末に関する祭りであり、終わりの時代に成就するものです。
ラッパの祭りは空中再臨、すなわち携挙を意味します。ここで重要な注意がありますが、だからとこの日がその日だと断定してはなりません。イエス様ご自身が「ただし、その日、その時がいつであるかは、はだれも知りません。」(マタイ24:36)と言われているからです。しかし、このラッパの祭りに再び戻って来られるイエス様を思い、自分自身が主の御前に立つ準備をしていく信仰の決意を持つことは大切です。
この時期にイスラエルに行くと熱心なユダヤ教徒たちは「今年こそ私たちの為にメシアが来る。」と切に待ち望んでいます。彼らは二千年前に既に来られたメシア、イエス・キリストを知らないが為にそうしていますが、しかし、主イエスを知っている私たちは「再び来られるイエス様」を待ち望む熱意を持つ必要があります。今日をその日にしましょう。
またラッパの祭りから十日目のヨム・キプール(大贖罪日)は主の裁きを意味し、ユダヤ人達は断食をして悔い改め、主の御前に立つ備えをします。さらにその後に始まる仮庵の祭りは喜びと楽しみの祭りであり、メシアの王国、千年王国を啓示しています。
このように秋の祭りは終末に関する重要な啓示が秘められています。この時期に私たちは、いつの日か必ず再び戻って来られる主イエスを覚え、上記の御言葉を心に刻み、主の御前に立つ備えをしましょう。
マラナタ。主イエスよ。来てください。
■A:考えてみよう
以下の御言葉を朗読し、黙想し、祈りましょう。
「なぜなら、私たちはみな、キリストのさばきの座に現れて、善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした行為に応じて報いを受けることになるからです。」
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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