■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書20章37~38節

★それに、死人がよみがえることについては、モーセも柴の個所で、主を、『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神』と呼んで、このことを示しました。神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。というのは、神に対しては、みなが生きているからです。」

■O:今日のコラム
聖書を読む時、これを私たちの知識を満たす歴史書や教科書のように読むことも出来ますが、しかし、イエス・キリストの十字架によって贖われた私たちは聖書を契約の書として読むことが大切です。

アブラハムの歩んだ信仰の歩みと彼が主と結んだ契約は、私たちに無関係なものでは無く、イエス・キリストを通して今も私たちにも有効な約束です。

「もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。」(ガラテヤ3:29)

主はご自身がアブラハム、イサク、ヤコブとの契約に基づいて私たちに約束を賜る神であることを示しておられます。モーセが燃える柴の箇所で主と出会った時、主はご自身の御名を「わたしはある」と示し、またこう言われました。

「イスラエル人に言え。あなたがたの父祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、主が、私をあなたがたのところに遣わされた、と言え。これが永遠にわたしの名、これが代々にわたってわたしの呼び名である。」(出エジプト3:15~16)

主の永遠の呼び名は「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」です。そして驚くべきことに、今は主イエス・キリストの十字架の贖いの恵みによって、このお方が私の神であられます。つまりアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神は、私の神です。

イエス様は上記の御言葉の中で、主は「生きている者の神」である。と言われました。つまり、アブラハム、イサク、ヤコブの契約は今、主イエスを通して私たちに内に生きて働くのです。

ではその契約が何であるかを知らなければ、何の約束が成就するのかもわかりません。創世記を開いてアブラハムの契約を探り、その箇所を何度も朗読し、黙想し、私の為の契約として受け取りましょう。

■A:考えてみよう
以下に挙げる御言葉を朗読し、アブラハムの契約を心に刻みましょう。

創世記12:1~3、創世記13:14~18、創世記15:1、創世記15:18~21、創世記17:1~8、創世記18:17~19、創世記22:17~18

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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