■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書7章43節

★シモンが、「よけいに許してもらったほうだと思います」と答えると、イエスは、「あなたの判断は当たっています」と言われた。

■O:今日のコラム
シャバットシャローム。主の安息がありますように。

ルカの7章は有名な箇所です。「罪深い女」がイエス様に会いに来た時、涙で足をぬらして、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして香油を注いだ…というなんとも心に響く話しが出てきます。この箇所を読む時、私はいつも感動を覚え、私のことだなと思います。

しかし、この時イエス様を招いたパリサイ人の思ったことは全く違うものでした。誰にでも罪はあると分かっているはずなのに、自分のしている正しいことと、この女のしていることを比べて非難しているのです。

私たちの中にも同じ心があるのではないでしょうか。「自分の方が正しい」「あの人より自分が行っていることのほうがあっている」「なぜあんなこともできないのか」などと、自分のことは棚にあげて、まるで自分が中心にいるような生き方。私にもあります。

しかし、ここで注目したいのは、イエス様があえて例え話を持ち出して、話されたことです。そして、最終的な質問は「ふたりのうちどちらが余計に金貸しを愛するようになるでしょうか。」と投げかけられます。多く赦される恵みを知っている者は、多く愛するようになると。

イエス様にとっては、正しいことをしているより、どれだけ主を愛しているかが重要であるのだと思わされます。正しいこと、御言葉を行うことが主を愛しているから、という理由でなかったら、虚しいものです。自分こそ罪人であったのに、こんなにもイエス様の赦しを受け、恵みを受けた者だ…これが御言葉を行う原動力となるのです。

赦された、救われた、むしろ自分こそ罪人であったのに余計に赦された、ということを知らないのであれば、すぐにパリサイ人たちのような心を持つようになるでしょう。またその生き方が人々を否定して生きるようになるでしょう。

■A:考えてみよう
主の恵みは今日も新しいことを感謝します。
主のご性質は何でしょうか。あわれみ深く、情け深く、怒るのに遅く、恵み豊か…その御言葉を味わいたいでしょうか。
今日、主のもとにいきましょう。

■P:祈り
多く赦された者として、主を愛し、人々を愛する生き方をさせてください。

愛するイエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あはごん 】

カテゴリー: マナメール

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