■S:今日の聖書の言葉
ヨシュア記10章11節

★彼らがイスラエルの前から逃げて、ベテ・ホロンの下り坂にいたとき、主は天から彼らの上に大きな石を降らし、アゼカに至るまでそうしたので、彼らは死んだ。イスラエル人が剣で殺した者よりも、雹の石で死んだ者のほうが多かった。

■O:今日のコラム
ヨシュアの名前がヨシュア(=イエシュア)であったことは偶然ではありません。もしかしたら多くの人が、モーセは超人的、超奇蹟的な偉大なリーダーだったけれど、ヨシュアは、もう少し普通の立派なリーダー、と思っているかもしれません。

しかし、律法を与えたモーセの後に、ヨシュア=イエシュア「主(ヤーウェ)は救い」という名のリーダーが立てられ、民を約束の地に導き入れ、その地を勝ち取らせた、という歴史には、神様の素晴らしい救いと勝利のご計画が秘められていることを覚えて感謝します。

さらに、約束の地、と言われながら、戦わなくてはその地を奪い取れなかった、ということにも、また深い意味があります。

クリスチャンになった私たちは、この地において神の国が与えられるという約束を聞きました。しかし、実際にそれらを勝ち取るためには、信仰の戦いに勝利していかなければならないのです。

今日、またこの季節、自分には、どの領域で主の勝利が必要でしょうか。経済、健康、人間関係の癒やし、家族の和解、家族の救い、地域の伝道…?自分が勝利しなければならない領域において、主の戦略を受け取り、それに従って戦い、約束の地を勝ち取れるよう、主の戦略会議に出席し、戦略を受け取り、それを実行する力、恵みを受け取っていきましょう。

さて、今日の通読箇所に、素晴らしい励ましを見つけました。

「イスラエル人が剣で殺した者よりも、雹の石で死んだ者のほうが多かった。」(前記)

主は、ヨシュアに「戦って敵を追い出し、約束の地を勝ち取れ」と言われただけでなく、ご自分でも戦ってくださいました。そして、あたかも子の宿題を親が手伝い、つい張り切り過ぎてしまったかのように、主の助けは大きく、イスラエルが殺した敵の数より、主が打たれた者の数の方が多かった、という結果になりました。

この戦いは、私たちだけのものではなく、主が戦っておられる戦いであり、そこに、私たちも参加させていただいている、と知ることは、大きな安心であり、希望です。

たとえば、日本のリバイバル、とか、家族の救い、という領域を勝ち取る戦いがあります。ここを、勝ち取りたい、という願いは主から来ました。主の夢を身ごもったような状態です。ここを勝ち取るために様々な敵がいますが、一つの大きな敵は「失望」です。

この敵と戦う時、主は何をしてくださり、私たちは何をすべきでしょうか。私たちはエリヤのように「私だけが残りました」という気持ちに襲われるかもしれません。

「エリヤは答えた。『私は万軍の神、主に、熱心に仕えました。しかし、イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、あなたの預言者たちを剣で殺しました。ただ私だけが残りましたが、彼らは私のいのちを取ろうとねらっています。』」(第1列王記19:10)

また、周りを見ると、祈りの答えは何も見えず、労して来たことが無駄であったかのように思えることがあるかもしれません。しかし、主の御言葉は何と言ってるでしょう。

「アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎の死んでいることとを認めても、その信仰は弱りませんでした。彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に、信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました。」(ローマ4:19~21)

「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。善を行うのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。」(ガラテヤ6:7~9)

状況は関係ないのだと。人は関係ないのだと。見えるところがどうであっても、どれだけ約束の成就に時間がかかっているように見えても、私たちが失望せずに、善を行い続け、御霊に蒔き続けるなら、必ず永遠のいのちを刈り取るのだと約束しています。

アブラハムのように、回りの人や目に見える状況に関係なく、主の約束を信じ続けること。パウロが励ましているように、御霊に蒔き、善を行い続けること。これが、私たちが主の力によって、選んで行くべきこと、私たちの責任です。

人を送り、励ましを送り、祈りに答えて励ましてくださる、それが主です。他の領域においても、他の戦いにおいても、私たちのなすべき分を果たし、主の勝利に預かっていきましょう。

■A:考えてみよう
1.勝ち取るべき領土は何だろう。(例:自分自身の中の不従順な領域、傷。家庭、職場、特定の友人など)

2.具体的な敵は何だろう。(例:自分の中のかたくなさ、仕返ししたい心、不一致、親の支配的な態度、偶像崇拝、不品行、赦さない心、などなど)

3.主の戦略は何だろう。自分がすべきことは何だろう。主がしてくださることは何だろう。

■P:祈り
主よ。この季節に、私が神の国と勝ち取るべき領土はどこでしょうか。そこにある敵、また敵の要塞は何でしょうか。自分はその中で、何をすべきでしょうか。
主の勝利をともに味わうことができますように。試練に耐え、耐え抜いて、神を愛することを選ぶことができますように。勝利を得ることができますように。神のことばを堅く守り、自分自身の欲や、自己中心、プライド、偶像を拝むことを拒み通すことができますように。
キリストとともに勝利し、キリストと共に治めることができるほどの恵みを注いでください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 とも子 】

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