■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一10章3節

★あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。

■O:今日のコラム
今日のみことばは、とても有名で、よく励ましの時に使われるみことばだと思います。もちろん、文字通りの意味もありますので、私たちはこのみことばから大いに励まされます。しかし、このみことばの本当の意味を知るには、この前後に何が書かれているかを知る必要があります。

コリント人への手紙第一の10章は、冒頭からイスラエルの民が出エジプトしたところが書かれています。これはイエス・キリストの十字架の贖い・救いを意味しています。つまり、これは未信者に対するというよりも、私たち、イエス・キリストを信じる者に向けて書かれた大切なメッセージであることが分かります。

しかし、5節にはこのように書かれています。

「にもかかわらず、彼らの大部分は神のみこころにかなわず、荒野で滅ぼされました。」

救いを受け取っているはずの者がなぜ荒野で滅ぼされてしまうのでしょうか?信じれば救われ、永遠のいのちを与えられるのではないでしょうか?

6節には、はっきりとこの目的が書かれています。

「これらのことが起こったのは、私たちへの戒めのためです。それは、彼らがむさぼったように私たちが悪をむさぼることのないためです。」

私たちは恵みを放縦に変えてしまってはいけません。行き過ぎた恵みの理解は私たちの真理を曲げてしまうことがあります。イエス様を信じれば何をしてもいいというわけではありません。イエス様を信じているからと言って罪の生活を続けてはいけません。

23節にはこのように書かれています。

「すべてのことは、してもよいのです。しかし、すべてのことが有益とはかぎりません。すべてのことは、してもよいのです。しかし、すべてのことが徳を高めるとはかぎりません。」

私たちは人から聞いた教え以上に、みことばが何を言っているかに集中しなければなりません。では、何が私たちに戒めとして与えられているのでしょうか。とても具体的に書かれています。

(1)偶像礼拝
聖書では、神以外のものは全て偶像になり得ることを教えます。時には自分自身が偶像となってしまうこともあるでしょう。7節にはこのように書かれています。

「あなたがたは、彼らの中のある人たちにならって、偶像崇拝者となってはいけません。聖書には、『民が、すわっては飲み食いし、立っては踊った』と書いてあります。」

ここに見ることができるのは自分が中心となった生活です。自分の欲望のままに生きる姿を見ることができます。私たちの中心が神から自分自身に変わった時、私たちの人生の歯車は狂っていくでしょう。周りの人が全て敵に見え、いつも心配し、虚しさに苛まれ、言いようもない不安と恐れにいつも悩まされるでしょう。

その原因は自分が好きなように振る舞っていること、つまり自己中心、自分の主人が神ではなく、自分自身になっている証拠です。自分の中のいちばん大切な王座を主に明け渡すなら、いつも平安が私たちの心に満ち溢れていくでしょう。

(2)姦淫
偶像礼拝は私たちを姦淫へと進ませます。8節にはこのように書かれています。

「また、私たちは、彼らのある人たちが姦淫をしたのにならって姦淫をすることはないようにしましょう。彼らは姦淫のゆえに一日に二万三千人死にました。」

偶像礼拝では具体的な実が書かれていませんが、姦淫ははっきりとその実が書かれています。それは死です。もう一度思い起こしてください。これは未信者というよりも、イエス様を信じるものに向けて書かれた警告です。「私は姦淫なんかしていない!」と思うかもしれませんが、ローマ7章3節の前半にはこのように書かれています。

「ですから、夫が生きている間に他の男に行けば、姦淫の女と呼ばれるのですが、」

聖書では夫はキリスト、妻は教会にたとえられます。私たちはイエス様の血潮によって血の契約を結ばれています。やがて天においてキリストの花嫁として結婚することが約束されています。それなのに、イエス様以外のものを頼るのであれば、それは他の男に行くということであり、姦淫にあたります。

私たちは純潔を守り、どんなことがあってもイエス様だけを頼って生きていく必要があります。

(3)主を試みる
私たちは神によって創造された被造物であり、神は私たちの創造者です。このお方を試みるなどということは、私たち被造物は絶対にできないことです。9節にはこのように書かれています。

「私たちは、さらに、彼らの中のある人たちが主を試みたのにならって主を試みることはないようにしましょう。彼らは蛇に滅ぼされました。」

主を試みる者は誰でしょうか。

「すると、試みる者が近づいて来て言った。「あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい。」(マタイ4:3)

主を試みるのはサタンの性質です。例えば、罪を犯しておきながら「こんな私を神様は赦せるのか?」と考えたり、祈りが聞かれるかどうかで神の愛を図ってしまっていることはないでしょうか?それもまた主を試みることに繋がると思います。主を試みるのではなく、私たちは主を信頼しなければなりません。

(4)つぶやく
今までにくらべて、このつぶやきは小さく思えるかもしれません。しかし、これは神の目にとても恐ろしく、重大なことであります。10節にはこのように書かれています。

「また、彼らの中のある人たちがつぶやいたのにならってつぶやいてはいけません。彼らは滅ぼす者に滅ぼされました。」

滅ぼすもの、つまりサタンのされるがままにされてしまうということです。自分の中でとるに足らないと思った小さなつぶやきによって滅ぼされるとは何ということでしょうか。

イスラエルの民は荒野でいつもつぶやき、時にはそのつぶやきの故に主の火が宿営の端をなめ尽くしたほどです。(民数記11:1)

私たちの口はつぶやきのためにあるのではありません。主を賛美するために、人々を建て上げるために造られたものです。神様のご計画通りにこの口のことばを用いていきましょう。

これらの戒めは今の私たちに向けられたものであるということが11節からわかります。

「これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。」

私たちはこの教訓から学びましょう。これらのことを守ることは簡単ではないかもしれません。だからといって妥協してはいけません。たとえ失敗しても、また立ち上がり、自分の生き方をみことばに合わせて行く必要があります。

それゆえ、今日のみことばが語られています。

「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」(13節)

天では父の右の座でイエス様も、みことばを実行するために絶えずとりなし祈り、また、私たちのうちでは御霊が言いようもない深いうめきをもって絶えずとりなしてくださっています。

最後に、続く14節ではこれら全てを一言でまとめています。

「ですから、私の愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。」

みことばの真理を知り、偶像礼拝を避け、イエス様だけを信頼して歩んでいきましょう。

■A:考えてみよう
・イエス様を信じるだけで救いは完成しますか?5節にはどのよう書かれていましたか?
・偶像礼拝とはどのような事を言いますか?
・姦淫とはどういう意味でしたか?
・主を試みる者は誰ですか?
・つぶやいた者の結果はどうでしたか?

私たちは確かにこのみことばを読み、神の声を聞きました。それであればあとは従うだけです。神の戒めに従わないものは偶像礼拝者です。

「まことに、そむくことは占いの罪、従わないことは偶像礼拝の罪だ。あなたが【主】のことばを退けたので、主もあなたを王位から退けた。」(1サムエル15:23)

自分の欲望に死に、キリストにあって生きる、キリストの弟子としての歩みを続けていきましょう。マラナ・タ。間もなく主は来られます!それまで共に信仰のレースを走り切りましょう!

■P:祈り
愛する天のお父さん、今日もみことばを与えてくださったことをありがとうございます。私たちは日々、神ご自身とみことばを通して出会うことができる考えられないほどの恵みを感謝します。
神様は語り続けてくださっています。それなのに、それを聞こうとしない、自分勝手な私を赦してください。私があなた以外に頼ることがないように、私をみことばの義の道へと導いてください。私は主が共にいてくださるので偶像を礼拝しません。私はただ主だけを礼拝します。あなたが私を愛してくださるので、私は他の者に走りません。霊的にも肉的にも姦淫を犯しません。また、主を試みません。ただ主を信頼します。そして、どんな小さな事もつぶやきません。この口を主を賛美するために捧げます!
日々みことばを通して戒めを受け、信仰の道を踏み外す事が無いように助けてください。

愛するイエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【 しゅん 】

カテゴリー: マナメール

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