■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一5章6~7節

★あなたがたの高慢は、よくないことです。あなたがたは、ほんのわずかのパン種が、粉のかたまり全体をふくらませることを知らないのですか。新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたはパン種のないものだからです。私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。

■O:今日のコラム
シャローム!御国が来ますように!

聖書の中で「パン種」とは罪の象徴です。ここでパン種を取り除きなさいとは「罪を取り除きなさい」と言うこともできます。イエスキリストを主と告白するなら救われます。しかし、それはあくまで救い達成のスタートに立ったことに過ぎないことを覚えましょう。私たちは救いの達成に努めなければならないからです。

「そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私のいない今はなおさら、恐れおののいて自分の救いを達成してください。」(ピリピ2:12)

口で「イエス様が主です」と告白しても、私たちの内には変わらず罪の性質、肉の性質、神様に喜ばれない悪習慣があることは事実です。もっと言ってしまえば、御言葉に沿っていない性質は全て罪です。御言葉と一つになれていない(御言葉と行いが同じになれていない)領域は全て贖わなければなりません。

少し逸れますが、先程の「救いの達成」も御言葉で努めなさいと書かれているのに努めないこと(努力しないこと)は不従順の罪になるのではないでしょうか。

「まことに、そむくことは占いの罪、従わないことは偶像礼拝の罪だ。あなたが主のことばを退けたので、主もあなたを王位から退けた。」(第1サムエル15:23)

残念なことに従わないとまた偶像礼拝の罪へと悪循環のループにハマっていってしまいます。

話しを戻しますが、どのようにして罪を取り除くのか?それは、「悔い改める、神へ方向転換する」ことしかありません。ほんのわずかなパン種が粉全体を膨らますならば、ほんのわずかな罪も、私たちは御言葉が言っているので、取り除く必要があります。

例えですが、偶像礼拝はあからさまな罪!と思います。人を妬むこと、悪口言うことなどこれも同じ罪です。私たちは罪に大小つけてしまう性質がありますが、神様の御前では罪の大小はありません。

「悔い改め」と聞くと、他人から「あなたのここが悪いから悔い改めなさい!」と欠点を指摘されているような、あまり良いイメージがなかったというのが正直な感想でした。しかし、日々続けていく中で、これは実は大きな恵みであることに気付き始めています。

6節の初めに「高慢はよくない」と書かれていますが、私たちが悔い改めに至れない最大の理由は「高慢」「高ぶり」です。わたしが正しい!という自己義です。

「聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。」(申命記6:4)

残念なことに、様々なことで自分の義を主張したくなりますがどれだけ自分の正しさを主張しても神は神であり、神はただひとりなので、その方が正しいと言えば正しいですし、違うと言えば違います。

もし、表面的に悔い改めをしたとしても、神の御言葉の基準に沿っていないのであればそれはあくまで自己満足で、真の悔い改めではないと思います。御言葉に沿った悔い改めは御言葉と聖霊様の助けによって私たちの内が照らされ、行いが伴うことです。

「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」(詩篇119:105)

「しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。」(ヨハネ16:6~7)

まず、御言葉の光で照らされ、罪について、義について、さばきについて自分のたましいに教えていく必要があります。だから、御言葉の多読が必須になります。御言葉を読まなければ罪を取り除くことは出来ません。ほんのわずかな罪も、私たちはこの地でいのちある限り取り除いていくことを選んでいきたいと願います!

「あなたがたは、正しくない者は神の国を相続できないことを、知らないのですか。だまされてはいけません。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、」(第1コリント6:9)

「あなたがたがよく見て知っているとおり、不品行な者や、汚れた者や、むさぼる者・・これが偶像礼拝者です。・・こういう人はだれも、キリストと神との御国を相続することができません。」(エペソ5:5)

「ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。」(ガラテヤ5:21)

■A:考えてみよう
・私の内にある高ぶりを悔い改めましょう。
・これくらい大丈夫!という罪の大小をつける考えを捨てて、小さな罪も取り除いていきましょう。
・御言葉を継続して多読しましょう。

自分のたましいに御言葉を語り、御言葉と御霊により日々罪について、義について、さばきについて悟ることが出来ますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まなくぼ 】

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