■S:今日の聖書の言葉
申命記34章7節

★モーセが死んだときは百二十歳であったが、彼の目はかすまず、気力も衰えていなかった。

■O:今日のコラム
モーセが死んだのは120歳でしたが、モーセは死ぬ直前まで、目はかすむこと無く、気力も衰えていなかったことが書かれています。人間は罪の呪いによって、肉体は最終的には朽ちて滅びる運命にあります。

しかしながら、モーセのように命が尽きるまで、目はかすまず、気力が衰えずにこの地上の人生を歩む秘訣はどこにあるのでしょうか?

モーセの人生を見るときに一つのことがわかります。それは、モーセが絶えず主と時間を過ごしていたということです。モーセは顔と顔を合わせて主と語り合いました。その顔が光を放つ程に主との親密な関係にありました。それゆえに、モーセの霊の目は開かれ、内なる人は日々新しくされていったのです。次のような御言葉があります。

「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」(2コリント4:16)

今の時代、私たちは御言葉を通して主と語り合うことが出来ます。御言葉を通してモーセのように主との親密な関係を築くことが出来ます。

最近、教会の中で御言葉の多読がチャレンジされています。多く御言葉を読む中で、モーセのように神様との親密な時間を経験することができます。ぜひ、与えられた時間の中で御言葉を読むことをお勧めします。

また、私たちは聖霊様の働きによって、日々新しくされます。

「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(2コリント3:18)

御言葉を朗読し、私たちの内側に御言葉が蓄えられるならば、聖霊様は御言葉を通して私たちを造り変えてくださいます。聖霊様は御言葉を通して私たちを悔い改めに導こうとします。私たちが悔い改めるときに、聖霊様は私たちの内側を造り変えてくださいます。悔い改めの実として、御言葉を実行する力を与えてくださるのです。

そのような歩みをするならば、私たちの内なる人は日々新しくされ、強くされます。霊の目が衰えることはないのです。また、内なる人が強くされるならば、実際の肉体も強くなり、モーセのように高齢であっても目がかすむことなく、気力が衰えることがないのです。なぜなら、私たちの内なる人と外なる人は密接に繋がっているからです。

私たちは一人一人、神様によって召しが与えられています。モーセは人生の最後まで主の召しを全うすることができました。日々、霊の目を覚まし、私たちに与えられている信仰のレースを走り続けていきたいと思います。

今日も1日、皆様の上に豊かな主の恵みがありますように。

■A:考えてみよう
私たちはモーセのように主との親密な関係に入っているでしょうか?絶えず主の御顔を慕い求めていきたいと思います。
日々の生活の中で、主との関係が薄れている領域はあるでしょうか?今一度心の中を吟味していきたいと思います。

■P:祈り

愛するイエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

カテゴリー: マナメール

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