■S:今日の聖書の言葉
マルコの福音書14章42節(エゼキエル書16章)
★ 立ちなさい。さあ、行くのです。見なさい。わたしを裏切る者が近づきました。
■O:今日のコラム
十字架を前に、イエス様が「深く恐れもだえ始められ」、天のお父さんに祈る場面です。このとき、イエス様はとにかく愛する弟子たちが彼と一緒に目を覚まし、祈っていてほしかった。それほど、イエス様は私たちが想像もできないくらいの苦しみと悲しみを感じていました。
弟子たちは、こんなにも苦しみもだえるイエス様の姿を初めて見たことでしょう。いつもは笑って明るいイエス様。そんな方がこんなにつらそうにしていたら、「わたしはこれから十字架にかかって死に、3日目によみがえる」 と何度言われても、よく悟ることができなかった鈍感な弟子たちでもさすがに、今から起こることは、かなり重大だぞと察しとるでしょう。
そんなイエス様が「わたしが祈っている間、一緒に起きて祈っていなさい」と言われたら、弟子たちは皆、声をそろえて「はい!必ず起きて一緒に祈ります!!」って答えたと私は思います。
しかし、現実的には彼らは、今から、愛する恩師、それもこの時代にイスラエルの王になると思ってすべての望みをかけていた方が、十字架にかけられることについての悲しみの果てにひどく眠けがさしてしまい、起きていることができませんでした。
40節には、「彼ら(弟子たち)は、イエスにどう言ってよいか、わからなかった」と書いてあるように、申し訳ない気持ちであったと思いました。
本当は起きていたい。本当は、愛するイエス様と一緒に起きて祈っていたい。イエス様が言った通り、「心は燃えていても、肉体は弱い」ということです。
弟子たちのように、私たちも愛する主に、心を燃やし、もっと主に捧げたい!祈りたい!と思っていても、なかなか実践することができず、自分に落ち込んだり、つまずいたりしていませんか?
そんな彼らにイエス様は、「まだ眠って休んでいるのですか」とちょっと責めますが、責め続けることはせず、逆に、彼らを励まし、起こします。それが、今日の箇所のことば。
立ちなさい!さあ、行くのです!見なさい!!!
■A:考えてみよう
大好きなイエス様にもっと捧げたいと思ったり、愛しているからもっと従っていきたいと思っていても、なかなか行動にできない自分に落ち込んだり、つまずいていたりしていませんか?
そんな方にイエス様、今日、このように励ましています。
立ち上がりなさい!前を見て、前に進んでいこう!と。
なぜでしょう? それは、まだまだこれからイエス様はあなたと一緒に沢山の事を乗り越え歩んでいきたいからです!!
だから、聖霊様の力を受けて、立ち上がり、前に進んでいきましょう!!! 主は、あなたのその熱い心をとても喜んでいますよ!
■P:祈り
聖霊様、私の力では、ずっと起きて、あなたを愛し続けることができません。けど、あなたをもっと愛したい。もっとあなたと共に生きたい!もっとあなたに捧げたい!
だから、聖霊様、力を注いでください!! そして、あなたによって、早く立ち上がり前に進んでいきたいです!!!
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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