■S:今日の聖書の言葉
マルコによる福音書12章1~2節

★ある人がぶどう園を造って、垣を巡らし、酒ぶねを掘り、やぐらを建て、それを農夫たちに貸して、旅に出かけた。季節になると、ぶどう園の収穫の分けまえを受け取りに、しもべを農夫たちのところへ遣わした。

■O:今日のコラム
シャローム、今日も主の恵みと平安がありますように。

神様は私たちに収穫を期待しておられることを学びます。私たちが実を結ぶために、神様はご自身で既にあらゆる準備をしてくださっています。

私たちは神様から任せられている、このいのち(霊・魂・体)を良く管理し、人々の中で平和の実を結び、あらゆる手の働きにおいても収穫を得て、キリストの栄光を現すよう期待されています。

もし私たちが農夫であるなら、種を蒔いてこそ収穫を得ることができます。実を結ぶには、良い地に種を蒔いていくことが必要です。その種こそ、みことばに他なりません。

みことばは朽ちない種、御霊の実(愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・誠実・柔和・自制)を結ぶ種であり、平和の義の実の種であります。

聖書朗読1日10章のチャレンジ、皆様はどのように取り組んでおられるでしょうか。喜んで取り組める時もあれば、気分が乗らなかったり、疲れや忙しさで困難を覚える時もあるかもしれません。私は特に旧約聖書を朗読し続けるのが大変に感じる時がありますが、あきらめてはならないと自分自身に言い聞かせています。

全て種といわれるものは、そこから生み出される麗しい果実のかげも形も想像がつかないことがほとんどです。メロンの種から甘いメロンを収穫するには、種を蒔いたうえで、「待つ」ことが求められます。

理解しやすいみことばも、難解な箇所も、実が結ばれることを信じて自分自身に蒔き続けていくとき、またあらゆる領域にとりなしてみことばを宣言していくとき、私たちの思いや想像を超えた豊かな実が結ばれます。

忍耐について神様はこのように励ましてくださっています。

「こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。」(ヤコブ5:7~8)

また、みことばを聞くだけでなく、聞いて行うことについても、素晴らしい約束が伴います。

「もし、私が、きょう、あなた方に命じる命令に、あなたがたがよく聞き従って、あなたがたの神、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くして仕えるなら、『わたしは季節にしたがって、あなたがたの地に雨、先の雨と後の雨を与えよう。あなたは、あなたの穀物と新しいぶどう酒と油を集めよう。』」(申命記11:13~14)

■A:考えてみよう
1日10章の聖書朗読をあきらめないで続けよう。

詩篇1篇の祝福が私たちに臨まれ、私たちの心、家庭・職場・学校・町々が主の園のようになりますように。

「まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。」

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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