■S:今日の聖書の言葉
申命記10章12~13節
★イスラエルよ。今、あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、主を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くしてあなたの神、主に仕え、あなたのしあわせのために、私が、きょう、あなたに命じる主の命令と主のおきてとを守ることである。
■O:今日のコラム
今日の御言葉が、実際に私の歩み、私の生き方となるということはどういうことでしょうか。A=Bというような、聖書に書かれてあることを情報として脳に入れ、私たちの知識が満たされることをはるかに超えて、今日私たちに知ってほしい、そのように歩んでほしい、と願っておられる、天のお父さんの心は何でしょうか。
聖書通読をする中において、気づくことがあります。今日の箇所にもありますが、同じことが繰り返し書かれています。「私があなたに命じる主の命令と主のおきてを守りなさい」ということです。
なぜ神様の御言葉に従うのでしょうか?シンプルです。それは、神様が従いなさいと言われるからです。私の「主」がそう言っておられるのであれば、従うのです。
聖書は、イエス様の血潮によって買い取られ御国の民とされた私たちが歩むべき基準であり、御国の法律です。なので、してもしなくてもどっちでも良いものではなくて、従わなければならないものです。また、やらなければならない!ということを超えて「御言葉に従うことが神様を愛する唯一の方法」だということを覚えなければなりません。
「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。」(第1ヨハネ5:3)
「教会がキリストに従うように、妻も、すべてのことにおいて、夫に従うべきです。」(エペソ5:24)
私たち教会は、御言葉なるイエス様の花嫁・妻なのです。花婿なるイエス様を愛することは、イエス様に従うことなのです。またこの戒め、神様が与えたルールは、今日の箇所にもある通り「私のしあわせ」のため、私を守り、まことの命に至らせる、神様の愛・花婿イエス様の愛なのです。
「だから、いつまでも強情を張らず、心を入れ替えなさい。」(申命記10:16 / リビングバイブル訳)
今日の御言葉の後に続き、同じ10章で書かれている御言葉 「あなたがたは、心の包皮を切り捨てなさい。もううなじのこわい者であってはならない。」が、リビングバイブル訳で上記のように書かれていました。
私たちは、「祈らない」のではなくて「祈れない」のだということをよく聞きます。それでは、御言葉に「聞き従わない」のでなくて私のうちに働く何かが、私を御言葉に「聞き従えない」ようにさせているのではないでしょうか。
私たちは祈りたいし、聞き従いたいのです。ですが、何がそれを邪魔するのでしょうか。それは私のうちにある「罪」が邪魔をします。私のうちにある「強情さ」頑なさです。(辞書:意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと)
「私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないのを知っています。私には善をしたいという願いがいつもあるのに、それを実行することがないからです。……もし私が自分でしたくないことをしているのであれば、それを行っているのは、もはや私ではなくて、私のうちに住む罪です。」(ローマ7:18,20)
■A:考えてみよう
牧師先生が、以前メッセージの中でこのようなことを言っておられました。「花嫁が、どんなに料理上手で、裁縫が上手で、家事が完璧でも、浮気をしていたらどうでしょうか。何か人の目に立派な行いができ、奉仕をし、人々に認められ良い評価を受けても、見えないところで罪の生活をしているのであれば、花婿は喜ばれるでしょうか。」
御言葉に従いたいのであれば、花婿なるイエス様をうわべだけでなく真心から愛したいのであれば、まずその1歩は「悔い改め始めること」であると信じます。
私の心から、まず回復が起こりますように。罪に屈服し、罪を野放しにし諦めてしまうことをせず、罪が私を諦めるまで、悔い改めをもって戦い続けましょう。
目に見える罪の生活だけではなく、目に見えない心の領域に蔓延している罪の取り扱いを受けましょう。
この地上において罪が光に照らし出され明らかにされることは、私たちの慰めです。この地上における裁きは、神様の愛と憐れみです。自分のうちに罪を見出すたびに、そこに満ち溢れている主の恵みを忘れてしまうことなく、主に感謝の祈りを捧げ続けることができますように。
・「今日の聖書箇所」または「十戒」「山上の垂訓」を朗読し、主に心を探っていただきましょう。
・御言葉を握って、知識の言葉をもって、悔い改めの祈りを主に捧げましょう。
・罪をたくさん見出したのであれば、更に満ち溢れる主の恵みにより頼み、感謝の祈りを主に捧げましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あい 】
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