■S:今日の聖書の言葉
申命記7章10節

★あなたは知っているのだ。あなたの神、主だけが神であり、誠実な神である。主を愛し、主の命令を守る者には恵みの契約を千代までも守られるが、主を憎む者には、これに報いて、主はたちどころに彼らを滅ぼされる。主を憎む者には猶予はされない。たちどころに報いられる。

■O:今日のコラム
聖書の中には、たくさんの祝福の秘訣が書かれています。しかし、それらを集めて分類してみると、一つの共通点に行き着きます。それは、「神の命令を守る」ということです。

私たちは誰でも祝福に預かりたいと思います。しかし、多くの人はイエス様を信じるだけで全ての祝福が与えられると勘違いしてしまいます。確かに、永遠のいのちは全ての者に開かれており、御子を信じるものは誰でも永遠のいのちを持つことができます。

「それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3:15~16)

このみことばから、信じるだけで永遠のいのちを持つと勘違いしてしまうのかもしれません。しかし、それに続くみことばは何と言っているでしょうか。

「御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」(ヨハネの福音書3:36)

御子を信じるもの=永遠のいのちを持つ
御子に聞き従わない=いのちを見ることがない

いのちに関して言及していますが、通常なら、「信じる者←→信じない者」となるはずが、ここでは「信じる者←→聞き従わない者」ということばが対義語として書かれています。ヨハネは信じると聞き従うという言葉を同じ言葉として使っていることがわかります。

これは聖書全体を通して貫かれている考え方でもあります。信じる者は同時に聞き従う者になるはずです。逆に言うと、聞き従わない者は信じていない者ということもできます。

主を愛するとは、主の命令に従うものです。その命令は時には厳しく感じることがあるかもしれません。しかし、自分が正しいのでしょうか。それともみことばが正しいのでしょうか。みことばを私たちの人生に合わせてもらうようにするのではなく、私たちの人生をみことばの基準に合わせていく必要があります。

「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。」(1ヨハネ5:3)

神の命令を守ることは神を愛することです。その命令は重荷とはなりません。しかも、その命令に従う者には大きな祝福が待っています。

今日のみことばにも、「主の命令を守る者には恵みの契約を千代までも守られる」と書かれています。12節からは、神の命令を守る者に与えられる考えられない祝福が書かれています。

祝福と呪いの分岐点は神の命令に聞き従うか、従わないかにあります。これは永遠のいのちに続くものでもあります。

■A:考えてみよう
祝福の秘訣は何ですか?
信じるだけで永遠のいのちは得られますか?
御子を信じる者は何を持つことができますか?
御子に聞き従わない者はどうなりますか?
神を愛するとはどういうことですか?

人から聞いた信仰の話も励ましとなりますが、聖書が何を言っているかを自分で受け取ることが大切です。そのためにも、みことばの通読を続けましょう。

神の命令は聖書にしか書かれていません。それを知らなければ従うこともできません。

■P:祈り
天のお父様、私にみことばが与えられていることを感謝します。神からの戒めは、時には厳しく感じることがあります。しかし、それは私を苦しめるためでもなく、死に至らせるものではありません。神からの命令は私を永遠のいのちへと導くものです。
私が神の戒めであるみことばを読むことができるように助けてください。これを人生の最優先事項として位置づけることができるように助けてください。そして、語られたみことばに従う力を与えてください。

「ご覧ください。どんなに私があなたの戒めを愛しているかを。主よ。あなたの恵みによって、私を生かしてください。」(詩篇119:159)

イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【 しゅん 】

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