■S:今日の聖書の言葉
マルコによる福音書12章33-34節（エぜキエル書14章）
★ また『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛し、また隣人をあなた自身のように愛する』ことは、どんな全焼のいけにえや供え物よりも、ずっとすぐれています。」イエスは、彼が賢い返事をしたのを見て、言われた。「あなたは神の国から遠くない。」それから後は、だれもイエスにあえて尋ねる者がなかった。
■O:今日のコラム
律法学者パリサイ人たちは、イエス様を落としいれようと、質問を繰り返していました。
しかし、この律法学者は、純粋にみことばを追求する心を持っていました。彼の発言を聖書は『賢い返事』と言っています。つまり、的を射た答えをしたということです。彼は、私たちより聖書の知識が豊富であったかもしれません。
それに対するイエス様の返答は、ちょっと変わっていました。それは、『あなたは神の国から遠くない』です。
イエス様は私たちに向かってなんと言っておられるでしょうか。『神の国はあなたがたのただなかにあります。』です。
彼らと私たちとは、何が違うのでしょうか？
それは聖霊様です。
彼は、よく知っていました、しかし、知っているだけでは神の国には入れないのです。知っているだけではその通りに行えないのです。
その力、そこに平安と喜びをもたらすのは、聖霊様です。神の国は言葉にではなく力にあるからです。また、神の国は義と平和と聖霊による喜びともあります。
じゃあ、みことばは求めてもしょうがないのか？ というとそんなことは、もちろんありません。
みことばによって、聖霊様を受けていない彼でさえ、『神の国から遠くない』と言われたからです。
あなたは、御国を求めておられるでしょうか？
まず御国を求めるならば、それに加えて一切の必要は備えられます！
ことばを慕い求め、聖霊様を慕い求めましょう！ 聖霊様によってみことばに従って歩みましょう！ 神の国は力にあり、義と平和と聖霊による喜びです！
■A：考えてみよう
みことばの啓示と聖霊様との親しい交わりを求めましょう！
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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