■S:今日の聖書の言葉
申命記4章1〜2節
★今、イスラエルよ。あなたがたが行うように私の教えるおきてと定めとを聞きなさい。そうすれば、あなたがたは生き、あなたがたの父祖の神、主が、あなたがたに与えようとしておられる地を所有することができる。
私があなたがたに命じることばに、つけ加えてはならない。また、減らしてはならない。私があなたがたに命じる、あなたがたの神、主の命令を、守らなければならない。
■O:今日のコラム
主が御言葉をお与えになられるのは、「あなたが行うように」です。つまり私たちが聞き従うためです。私たちは、従う心をもって聞くべきですし、従う心を持っているものに主も豊かにお語りになられるでしょう。
主は聞く耳のある者に、聞く力に応じて語られるのです。だから「しもべは聞いています。どうぞお語りください。」という心は大切です。しもべとは、命じられたら、必ず従う存在です。
そうすれば、その地を私たちは所有できるのです。従順が全うされるとき、私たちは相続を受け取るのです。ヤコブ書は、あなたがたの行いによって祝福されます、と語っていますが、この祝福の中心は永遠の相続を受け取ることです。そして、私たちの地上での歩みが相続を決定づけていきます。
私たちは、主がお与えになる相続を、余すところなく受け取るべきです。アブラハムは約束の地を北に南に、東に西に歩むように命じられ、足の踏んだところがあなたの相続になると語られましたが、私たちの地上の歩みで実行したことが、霊的に自分の足で踏んだところです。
この相続地、約束の地とは、イスラエルの国土ですが、霊的には約束の地とはイエス様です。イエス様こそ私たちの報いであり、永遠の相続です。神の御側で仕えるしもべとなったレビ人に対して、律法はこう書いています。
「それゆえ、レビには兄弟たちといっしょの相続地の割り当てはなかった。あなたの神、主が彼について言われたように、主が彼の相続地である。」(申命記10:9)
このことがハッキリするなら、この後に示す黙示録で語られることが、ますますよく分かるようになっていきます。御言葉を御言葉としてそのまま朗読し、覚えることは大切です。御言葉を自分の都合で歪めてはなりません。
そこから語られる命令を行う形は、人それぞれに幅があるかもしれませんが、その根幹である御言葉自体は同じはずです。その御言葉をそのまま受け取り、心に刻むのです。御言葉は、私たちの相続分を表しているからです。いえ、御言葉は相続分です。聖書の最期の部分にこうあります。
「私は、この書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる。これらのことをあかしする方がこう言われる。『しかり。わたしはすぐに来る。アーメン。主イエスよ、来てください。主イエスの恵みがすべての者とともにあるように。アーメン。」(黙示22:18~21)
■A:考えてみよう
御言葉を御言葉として朗読し、覚え、御言葉に恐れおののく民、シオンとなろう。
■P:祈り
御言葉を愛し、御言葉を敬い、御言葉を口にし、御言葉を心に蓄えます。御言葉を握り、御言葉に歩みます。私を御言葉と一つにし、イエス様と一つにしてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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