■S:今日の聖書の言葉
マルコによる福音書8章4節(エゼキエル書10章)
★ 弟子たちは答えた。「こんなへんぴな所で、どこからパンを手に入れて、この人たちに十分食べさせることができましょう。」
■O:今日のコラム
誰もが、何度も読んだことのある有名なパンの奇跡の話です。
イエス様は御父の御心と、聖霊の油注ぎによって4千人以上の空腹を満たすことが出来ると信じておられ、「彼らがこのまま空腹でいては可哀想ですね。」と語られたのに対して、弟子たちの頭は「パンは買ってくるもの」という固定観念から抜け出せず、上記のように答えました。
「パンはいくつありますか。」 思いもよらないイエス様からの質問に弟子たちは戸惑いつつも答え、イエス様の言葉に従い、そして奇跡を体験しました。
私たちは「神様はどんなことでも出来る素晴らしい全能の主!」と言いつつも、思いがけないことを神様がされると、戸惑います。しかし、神様についていくには、自分の中の「パンは買ってくるもの」という考えを、神様に明け渡す必要があります。そして神様は私たちの小さい「常識」という箱の中に入るような方ではないということを覚えていたいです。
もちろん、「思いがけないこと」がすべてではないのは確かです。斬新であることが、すべて神様の御業であるというわけでもありません。
しかし、主が新しいぶどう酒を下さるのなら、私たちは自分たちの革袋も新しくしなくてはならないのです。神様が新しい啓示を与えて下さるなら、それを受け取る私たちの思いも 「心の一新によって」 聖霊様に変えていただかなければならないのです。(ローマ人への手紙12章2節)
お料理や御洒落が苦手な人であっても、愛する人との結婚式を将来に控えているのなら、苦手な料理もお洒落も喜びをもって取り組むことが出きるでしょう。
神様はこの地上にかえって来られる準備をされています。だから私たちも、いつも目を覚まして、喜びを持ってそのための準備をしましょう。
私たちは今まで通りの居心地の良さの中で、そのまま自分が天国へ行く日まで細々と引退生活のように過ごすことも出来れば、新しい油注ぎを求め、この地上に送り込まれた神の兵士として、この世の闇 (サタンの支配) に切り込みながら生きていくことも出来ます。
クリスチャン歴や年齢は関係ありません。神様は、今の自分の状態に満足しているものに押し付けることはなさいませんが、飢え乾く者に新しい油を惜しみなく注いでくださいます。
御霊の油注ぎとは、自分では出来なかったことが出来るようになる力です。その中には救い、癒し、解放も確かに含まれています。
今日、主の新しい油注ぎを求めましょう。職場において、学校において、家庭において、主が私たちとともにいて下さることに感謝します! そして、あなたを通して主の栄光が輝きますように。
見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。(イザヤ書43章19節)
■A:考えてみよう
自分の中のクリスチャンとしての固定観念、「常識」はなんだろう。
もしそれが、神様からの新しい油注ぎを受ける妨げになっているようなら、神様に自分を差し出していこう。
愛溢れる神様は、優しい愛の御手の中で、私たちを包み、つくりかえて下さいます。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 みちる 】
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