■S:今日の聖書の言葉
詩篇23篇4節
★たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
■O:今日のコラム
今日の箇所は、よく知られている有名な御言葉です。暗唱している人も多いと思います。私も小さい頃、暗唱聖句として覚えました。大人になってからも、御言葉を暗唱すること、繰り返し朗読することが、どれほどの恵みかを味わっています。
この詩篇23篇の真ん中は「あなたが私とともにおられますから」という言葉です。「主がともにおられる」それだけで、私たちはなんと心強いことでしょうか。この約束は、私たちの守りであり、祝福です。私たちはこの約束を、どんな時にも、どんな状況の中でも握って告白することが大切です。
ダビデは、数多くの試練や困難を味わいました。それは私たちが人生かけて味わう以上のものであったと思います。裏切られ、殺されそうになり、家族や持ち物を奪われ…。しかし、ダビデは主によって奮い立ちました(第1サムエル30章6節参照)。なぜなら、ダビデの信仰は、いつも主ご自身にあったからです。
「私はいつも、私の前に主を置いた。主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない。」(詩篇16:8)
私たちの信仰も、今一度、主ご自身に、御言葉に置くことが必要です。周りの環境ではなく、起きている状況や問題ではなく、主のことばを堅く信じるなら、「死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。」とダビデが告白したように、私たちも、恐れることなく、前進し続けることが出来ると信じます。
「恐れのある日に、私は、あなたに信頼します。神にあって、私はみことばを、ほめたたえます。私は神に信頼し、何も恐れません。肉なる者が、私に何をなしえましょう。」(詩篇56:3~4)
■A:考えてみよう
今、貧しさの中、苦難の中にいるでしょうか。迷いや疑い、恐れや心配の中にいるでしょうか。今日の詩篇23篇を朗読し、思い巡らし、祈りましょう。
御言葉の約束に信仰を置き続け「主がともにおられる」という約束を、私たちの信仰の歩みの中心、土台に据えていきましょう。
「あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。わたしが、あなたの神、主、イスラエルの聖なる者、あなたの救い主であるからだ。」(イザヤ43:2~3a)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ささまな 】
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