■S:今日の聖書の言葉
民数記6章2節

★イスラエル人に告げて言え。男または女が主のものとして身を聖別するため特別な誓いをして、ナジル人の誓願を立てる場合、

■O:今日のコラム
ナジル人とは、特別な誓願をして身を聖別している人のことです。民数記6章で初めてナジル人が登場します。ナジル人は自分を主のものとして聖別しますが、ナジル人の誓願、特別な誓願とは、婚約の契りのようなものです。

イエス様もナジル人の誓願をされました。それは最後の晩餐のときです。その時にイエス様は、私たちと婚約の契りを交わしたのです。そして「もはやブドウからできた物は、あなた方と一緒に住むまで口にしない」と誓われたのです。

イスラエルの婚約は一緒に住むおよそ一年前にもたれますが、そこで最後にぶどう酒の杯を一つの杯から飲み交わし、婚約の契りは成立するのです。最後の晩餐はこれに当たります。

イエス様が「わたしはこの時をどれほど待ち望んだことだろう」と言われたことを思い出します。そして、婚約した二人は、1年間お互いに酒を飲まずに過ごすのです。なぜなら酒を飲むと羽目を外して失敗することがあるからです。

同じようにナジル人は酒を飲んではならないという規定があるのです。クリスチャンの飲酒を禁じようというのではありません。しかし、酔ってはいけないという御言葉はあります。お酒が好きな方には、飲んで尚且つ酔わないという飲み方は難しいでしょう。お酒が好きな方は飲まない方が良いでしょう。お酒が好きでない方。無理に飲む必要はありません。

そして、霊的な意味においては、肉を満足させるために、世のことで頭が一杯になってしまっていることを、世のぶどう酒で酔った状態と聖書は言います。

「地の王たちは、この女と不品行を行い、地に住む人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」(黙示17:2)

また強い酒(シェホール)には、掻き立てる、興奮させるという意味があります。ぶどう酒や強い酒は、世の欲を掻き立てるのです。私たち、花嫁として自分を聖別したいと願っている聖徒は、世のもので酔っ払っていてはいけません。慎ましさを身につけましょう。

ナジル人が髪を切ってはならないのは、女の髪は、夫の覆いの中にあることの証であって、権威のしるし、女の光栄なのだとパウロが第1コリント11章で解き明かしています。ナジル人が髪を切らないことは、このかぶり物を大切にすることであり、夫であるイエス様の権威に対する服従の証なのです。そして誓願が果たされたときに、髪を剃り、聖別した髪の毛を主の前に捧げて、栄光を主にお返しするのです。

■A:考えてみよう
私たちはどんな立場、年齢、状況か?は人それぞれでしょう。それぞれに召しが違うでしょう。しかし花嫁としての召しは共通なのです。花嫁は、花婿のことを思わない日はないものです。そしてその喜びと期待の故に全てを乗り越えていけるのだと信じます。辱めさえものともせずに。

私たちにとって、イエス様が最優先でしょうか?世のことが最優先でしょうか?もちろん世のことを考えないわけにはいかないし、見ないようにするのは、違います。しかし天にあるものを見ないようにすることも違います。最も大切なものがイエス様でありますように。

■P:祈り
主よ。イエス様を教会に与えてくださってありがとうございます。今が婚約の期間、身を聖別し、慎みを身につける期間であることを覚えます。力と愛と慎みとの霊であられる聖霊様で満たし、傷やシミやそのような物の何一つないきよい花嫁として、私を、家族を、教会を御前に立たせてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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2 個のコメント


  1. 西村 美香子 より:

    ハレルヤ!
    いつも、マナメールを有難うございます。
    毎日、楽しみにしているというより、渇望しているマナメールですが、
    5月に入ってから届いていません。どうしてでしょうか?
    ちゃんと登録もされているようです。
    もし、私の間違いであったならお赦しください。
    主が新宿シャローム教会を祝福し、ますます聖霊の油注ぎがございますように
    お祈りいたします。
    よろしくお願い致します。

    • 管理者 より:

      御迷惑をおかけして申し訳ございません。現在通常通り配信されていると思います。ご確認よろしくお願いします。

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