■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き18:11
★そこでパウロは、一年半ここに腰を据えて、彼らの間で神のことばを教え続けた。
■O:今日のコラム
使徒の働き18章は、パウロがアテネからコリントへ移動し、アクラとプリスキラとの出会いや、会堂管理者の救い、雄弁なアポロの登場、などが記されています。
使徒の働きを読む中で、パウロの宣教旅行の葛藤、痛み、また主の励ましと勝利が記述され、パウロの心と福音に生きたその歩みを伺い知ることができます。
不品行と分裂、神様の心にそぐわないことがされ続けているこのコリントの教会において、パウロは一年半もとどまって、みことばを教え続けました。コリントの手紙を読む時に、パウロが教会を思う思い、情熱と涙を知ることができますが、今日の箇所を読む時に、心だけでなくパウロの実際的な行動、決心し、腰を据えてとどまった「忍耐」を知ることができます。
「ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」(ヘブル10:35~36)
■A:考えてみよう
今日も私たちは、まず自分自身に御言葉を、福音を教えましょう。
「自分自身にも、教える事にも、よく気をつけなさい。あくまでそれを続けなさい。そうすれば、自分自身をも、またあなたの教えを聞く人たちをも救うことになります。」(第1テモテ4:16)
パウロ1人の(1)決心、(2)忠実さ、(3)忍耐は、神様の心である『主の民を起こすこと』へと繋がりました。
(1)御言葉の土台の上に堅く立ち、信仰に踏みとどまる(コロサイ1:23)「決心」をしましょう。
(2)御言葉を「忠実」に朗読し、私たちがとどまるべきもの「礼拝の場」「御言葉」に腰を据えましょう。
(3)約束の御言葉を握り、その成就を見張り続ける「忍耐」を養われましょう。そしてこの忍耐こそが、私たちをイエス様の似姿、人格、品性(ローマ5:4)を持つものへと造り変えることを覚え、忍耐することさえも、主に感謝を捧げましょう。
また、時間がゆるされるならば、使徒18章とともに、コリント人への手紙を読みましょう。
「この者どもは小羊と戦いますが、小羊は彼らに打ち勝ちます。なぜならば、小羊は主の主、王の王だからです。また彼とともにいる者たちは、召された者、選ばれた者、忠実な者だからです。」(黙示録17:14)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あい 】
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