■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き5章11~12節

★そして、教会全体と、このことを聞いたすべての人たちとに、非常な恐れが生じた。また、使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議なわざが人々の間で行われた。みなは一つ心になってソロモンの廊にいた。

26節

★そこで、宮の守衛長は役人たちといっしょに出て行き、使徒たちを連れて来た。しかし、手荒なことはしなかった。人々に石で打ち殺されるのを恐れたからである。

■O:今日のコラム
主は私たちに聖書の中で365回も「恐れるな」と語っています。毎日のように主は、私たちに「恐れるな」と語りかけておられるのです。しかし私たちが唯一恐れるべき存在があります。それは主です。この方以外を恐れてはいけません。

「そこで、わたしの友であるあなたがたに言います。からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。」(ルカ12:4~5)

私たちの天の父は、あなどられる存在ではなく、恐れ敬われるべき存在です。主を恐れ敬うことは、私たちの霊的な耳を開き、私たちの従順のための心を開きます。そして最近私が学んでいることですが、それは主を恐れることで、私たちはへりくだらされ、砕かれた霊、砕かれた悔いた心を主に捧げ続けることができるということです。

私たちには肉の父もあります。あなたの肉の父は優しかったかもしれません。あなたの肉の父は面白かったかもしれません。しかし、怒ったら怖かったのではないでしょうか?絶対とは言えませんが、肉の父が起こる原因は、子である自分の悪ではないでしょうか?危険なことや悪いことをするなら、親は怒るはずです。それは私たちを憎んでいるからではなく愛しているからです。そうして親に懲らしめられて、私たちは親を敬うことを学んでいくのです。

イエス様でさえ苦しみを通して従順を学ばれました。主を恐れることは知性で学ぶだけでは不十分です。私たちが育てられる時にも、口で言うだけで本気で叱らない親なら、私たちは親の言うことなど聞く耳を持たなかったでしょう。体で学ぶことがどうしても必要です。

友達のように見える親子というのも素晴らしいです。しかし、親子が本当にただの友達関係であるなら、子はわがままに育ってしまうでしょう。主は私たちを友と呼ばれますが、それは十分にしもべとして従順を学び、成熟した後のことです。

イエス様は「わたしはあなたがたを、もはやしもべとは呼びません。友と呼びます。」と言われ、友になるにはしもべを十分に経なければならないことを明らかにしています。アブラハムは、自分の命より大切なイサクをいけにえとして捧げてまで従順を貫いて、初めて神の友と呼ばれました。

主は、私たちを愛をもって懲らしめてくださいます。私たちが悪を行なって懲らしめられるのならば当然です。しかし、良いことを行なう者にも、義の故の迫害、困難、試練をお与えになります。その時は喜び踊るべきです。その父の懲らしめは、私たちをご自身のきよさに預からせるためのものだからです。それがイエス様の十字架の受難であり、アブラハムがイサクを捧げることです。

この懲らしめは、喜ぶべきものですが、同時に苦しみや痛みがあります。産みの苦しみと似ています。主は、どれほど屈強な方でも、どれほど苦難を舐め尽したような人物でも、唸らせ、砕いてしまいます。しかしこれを経てこそ、天の御国が与えられ、イエス様と新しく出会うことになるのです。ハレルヤ!

この父の懲らしめ、父のさばきを覚悟して生きるならば、砕かれた霊、砕かれた悔いた心を捧げて地上を歩むことができ、自分の十字架を感謝して全うすることができると信じます。

「私のたましいは、いつもあなたのさばきを慕い、砕かれています。」(詩篇119:20)

■A:考えてみよう
私たちの生きる目的は、苦しみや痛みを味わわないことが第一ではありません。私たちの生きる目的はそれを味わっても、イエス様と一つになることです。
それ故に義のゆえの懲らしめを受け入れる覚悟をもち、砕かれた霊、砕かれた悔いた心を捧げ続けましょう。

■P:祈り
主よ。あなたを恐れ敬います。あなたこそ唯一の主権者です。私にもっとイエス様を愛させてください。もっとイエス様と一つにならせてください。そのために受ける杯を避けたい心があることを認めます。しかし御心の通りになさってください。イエス様にも注がれた、あなたの懲らしめを覚悟し、希望を見つめるための励ましの霊を私にも注いでください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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