■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記25章21~22節

★その『贖いのふた』を箱の上に載せる。箱の中には、わたしが与えるさとしを納めなければならない。わたしはそこであなたと会見し、その『贖いのふた』の上から、すなわちあかしの箱の上の二つのケルビムの間から、イスラエル人について、あなたの命じることをことごとくあなたに語ろう。

■O:今日のコラム
モーセが40日40夜、主の山に登り、そこで受けてきたこと。それは、幕屋の構造でした。どのように主と共に住むことができるかを示すためでした。

この25章から31章まで、事細かに幕屋の構造とその中のもの全てについて書き記されています。文字で読むだけでは理解不能というか、絵に表すことも難しい箇所なのですが、最近、プレゼントで絵本を頂きまして、フルカラーで幕屋の構造やその中にあるものが描かれ、一つひとつに関連聖句が記載されていました。それを見て、改めて、この幕屋の素晴らしさと奥深さを知りました。

神様は幕屋の中でも一番最初にアカシヤ材で箱を作ることを命じます。これは「契約の箱」と名付けられますが、幕屋の最も中心、始まりがここです。

21節において神様は、その箱の中に、「わたしが与えるさとしを納めなければならない」と命じられます。「さとし」=「神様の戒め、ことば」です。中心にあるのが、神様のことばです。

神様は目には見えませんが、神様は、神様のことばを書き記して、その箱の中にいれました。それは、後の31章に出てきますが、神様が2枚の石の板にご自身の戒めを書いたものであり、「あかしの板」です。この「あかし」とここで出てくる「さとし」は原文では同じ言葉です。

そして、その上に「贖いのふた」が置かれます。これは、その箱の上をかぶせる「ふた」ではなく、「贖い」のふたです。このふたには、贖いの象徴、意味があるということです。原文では単語1つで表現されていて、その意味は、「なだめる」です。英語では「the mercy seat(あわれみの座)」と訳されている聖書があります。また、この原文の単語の根にあたる言葉は「買い取る」という意味があります。

後に主がモーセに祭司職について語られますが、その箱に血潮がふりかけられます。そして、主は、この2つのケルビムが座っている間から語られました。

箱の中にある神様のことばに血が注がれることによって、贖いが完了し、主が現される。この幕屋の一番中心から、主は贖いの計画を表していました。

■A:考えてみよう
私たちは、イエス様の血潮によって、日々、至聖所、すなわち、契約の箱がある前に立つことができます。そこにあるのは、イエス様の血潮が注がれた「贖いのふた」そして、その中にある「神様のことば」です。

イエス様の血潮を通して、主のみことばを読み、主からの語りかけを今日も受け取っていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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