■S:今日の聖書の言葉
★出エジプト記20章全体

■O:今日のコラム
「十戒」は、神様がモーセを通してイスラエルの民に与えられた、十の戒めです。最初の4つの戒めは、神様に対する戒めであり、残りの6つの戒めは、人に対する戒めです。

先日のユースの礼拝で、メッセンジャーが、この十戒の「父と母を敬え」という御言葉から、自らの実体験や証とともに語ってくださいました。その内容は、信仰面のことだけでなく、すごく具体的であり、かつ実際的でした。

「『信仰の歩み』と『実際に仕えること(目に見えないところで)』は、表裏一体であり、切っても切り離すことができません。イエス様は父の御心に従い、十字架にかかられたと同時に、この地上での生活もないがしろにされませんでした・・・」

そのことを聞く時に、私の心は探られました。メッセンジャーの語る御言葉が、胸に突き刺さるような思いでした。

イエス様は、律法全体を2つの教えに要約されました。

「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』
…律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」(マタイ22章37~40節参照)

神を愛することと、隣人を愛することは切り離すことができません。また、このような御言葉があります。

「こうして、律法は私たちをキリストへ導くための私たちの養育係となりました。私たちが信仰によって義と認められるためなのです。」(ガラテヤ 3:24)

十戒、律法を与えられた神様の真の目的は何でしょうか。

律法を守ろうとするときに、私たちはできない自分・聞き従えない自分、にぶつかります。律法によって、自分は「罪人である」ことを知り、自分の罪が赦され、自分の罪を贖ってくださるお方が必要であることを知るのです。律法は「私たちをキリストへ導く」という目的のために与えられました。

■A:考えてみよう
私の中に偏りがないだろうか?
「信仰の歩み・実際に仕えること」「神を愛すること・隣人を愛すること」

十戒を黙想し、示される御言葉をさらに黙想し、できない自分にぶつかる時、イエス様の十字架を見上げましょう。

ちなみに以前聞いたことがあるのですが、十戒は語尾を「~するはずがない」とも訳すことができ、神様が「私(神様)を愛しているなら~するはずがない」と私たちに語ってくださる「愛の十戒」なのだそうです。 それを思う時、御言葉を守りたい、という思いが溢れてきます。

(1)あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があるはずがない。(3節)
(2)あなたは、自分のために、偶像を造るはずがない。(4節)
(3)あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えるはずがない。(7節)
(4)安息日を覚えて、これを聖なる日としないはずがない。(8節)

(5)あなたの父と母を敬わないはずがない。(12節)
(6)殺すはずがない。(13節)
(7)姦淫するはずがない。(14節)
(8)盗むはずがない。(15節)
(9)あなたの隣人に対し、偽りの証言をするはずがない。(16節)
(10)あなたの隣人の家(もの)を欲しがるはずがない。(17節)

過越に近づいているこの時、罪を悔い改め、イエス様の血潮によって毎日毎日洗われましょう。

きよめられ続け、内なる人が強められる時、私たちはイエス様のようにみことばの声に聞き従い、みことばを行う力ある勇士たち(詩篇103:20)とされることを心から感謝します。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あい 】

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