■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記15章26節
★そして、仰せられた。「もし、あなたがあなたの神、主の声に確かに聞き従い、主が正しいと見られることを行ない、またその命令に耳を傾け、そのおきてをことごとく守るなら、わたしはエジプトに下したような病気を何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたをいやす者である。」
■O:今日のコラム
現代の世の中で多くの人々が肉体の病いや、精神的な病いを患い、いやしを必要としています。私たちの神はいやし主であり、主にあっていやすことの出来ない病いはありません。今日の御言葉を通して、主にある癒しの信仰を受け取りたいと願います。
(1)主の声に聞き従う
主の道から外れて生きる時に、病いに対しての扉が開かれることは往々にしてあります。もちろん病いには様々な原因があるので、一概に「病いになった。全て罪が問題だ。」と判断することは出来ませんし、その様に自分や人を裁いてしまってはなりません。しかし、その病いの症状がある時、自分を吟味し、原因を主に伺うことは大切です。
先日私は、花粉症の症状に苦しみました。目がかゆく、くしゃみが止まらず、微熱があるようなだるさが続き、数日間体調が良くありませんでした。今まで花粉症の症状は出たことが無いのに今年突然出たのです。
そんな中で「主イエスの血潮を宣言する祈り」のテキストを用いて、自分の鼻に主イエスの血潮を宣言し、自分自身の高慢さを悔い改め、ひれ伏して祈り、幾度もこのことを繰り返し、いやしの確信を受け取りました。するとその日以来、花粉症の症状は軽減され、全く無いにも等しい状態となったのです。ハレルヤ!主の声に聞き従う時、いやしがそこに伴います。
(2)主が正しいと見られることを行う
いやしの確信を受けた後も不信仰に陥って主のいやしを疑ったり、症状まで軽減したにもかかわらず相変わらず主に対するかたくなな生き方を続けたり、または生活習慣(過度な飲食、過度な忙しさ、度を超えた不摂生)を続ける場合、いやしの実を結ぶことが出来なくなります。
御言葉に従い、主が正しいと見られることを行うのはいやしを実際のものとして受け取る為にとても大切なことです。
(3)その命令に耳を傾け
福音書の中で主イエスは幾度もイザヤ書6章9~10節の御言葉を引用してメッセージを語られました。その言葉が以下の御言葉です。
「この民の心は鈍くなり、その耳は遠く、目はつぶっているからである。それは、彼らがその目で見、その耳で聞き、その心で悟って立ち返り、わたしにいやされることのないためである。」(マタイ13:15)
主の命令に耳を傾けなければ、いやしに至りません。肉体や精神のいやしを受ける前に、霊的な耳がいやされる様に祈りましょう。
(4)そのおきてをことごとく守る
聞くとは従うことです。しかし実際には聞くことと従うことの間には大きな隔たりがあります。その隔たりを埋めるのが祈りです。私たちは御言葉を聞くだけの者になるのでは無く、実行する者となることを共に目指しましょう。その為には切に祈り、御霊の助けと力を受ける必要があります。
御言葉の内にある父なる神の心を実行して生きることの大切さがイザヤ書58章全体に記されていますが、その様に歩んだ結果、以下の約束が私たちの人生に起こります。
「そのとき、暁のようにあなたの光がさしいで、あなたの傷はすみやかにいやされる。あなたの義はあなたの前に進み、主の栄光が、あなたのしんがりとなられる。」(イザヤ58:8)
また、全てのいやしの源は主イエスの十字架にあります。以下の御言葉を自分の約束として幾度も繰り返して音読し、いやしの信仰を受け取りましょう。
■A:考えてみよう
御言葉を朗読し黙想しましょう。
「そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」(1ペテロ2:24)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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