■S:今日の聖書の言葉

列王記 第二 18章36節(同17章)

★ 民は黙っており、彼に一言も答えなかった。「彼に答えるな」というのが、王の命令だったからである。

■O:今日のコラム

以前、勉強大好き芸人が自分の大学受験時代の自分の話をしていました。

沢山の問題を解いていると、段々、問題が自分に対して「どうだ。難しいだろう!」と挑戦しているような気分になるそうです。

難しいテストでは、問題はたった3つくらいしかなく、戦略としてはその中で確実に点がとれる問題2問だけにしぼり、1問を読み飛ばすそうです。そんな時彼は、読み飛ばす問題1問に対して「俺に読み飛ばされたら、手も足も出るまい!」と勝ち誇った気分になると話していました。その問題を解いてもいないのに勝った気分になるとは、おかしなエピソードです。

ユダの王ヒゼキヤは神の御心にかなう、良い王でした。

アッシリヤの王がユダを攻めようとしてラブ・シャケという人物をヒゼキヤのもとに送りました。

ラブ・シャケはヒゼキヤ王の治めるユダの民の前で 「ヒゼキヤが、主は必ずわれわれを救い出してくださる、この町は決してアッシリヤの王の手に渡されることはない、と言って、お前たちに主を信頼させようとするが、そうはさせない。… だれが自分たちの国を私の手から救い出しただろうか。主がエルサレムを私の手から救い出すとでもいうのか。」 (18章30節・35節) と叫び、民の心をくじこうとしました。

まともに聞くと苛立たしくなるそのような挑戦の言葉に、民は黙っていました。王からの「彼に答えるな」という命令があったからです。

ここから、私たちも勝利の秘訣を知ることが出来ます。

サタンは、私たちが奴らの言い分に反応してしまう時、応じてしまう時、初めて力を発揮します。サタンの嘘に同意したり、その言葉に反応してしまうと、それを足がかりに、サタンはどんどん私たちの人生に侵入してきます。

恐れがよぎる時、それに対して「NO」と言いましょう。誘惑がよぎる時、それを無視するのです。私たちは聖霊様を追いかけるのに忙しいのです。サタンの相手をする暇がありません。ラブ・シャケがどんなに挑発したとしても、民が何も答えないので、彼には論じる余地がありませんでした。私たちも、サタンを無視して動揺させてやりましょう。

そんなこと言っても、そんなに人は強くない、いつだってそんなに強く戦えない、と思われるかも知れません。その通りです。私たちは弱いものです。

ヒゼキヤはどんな王様だったでしょうか。「彼は主に堅くすがって離れることなく、主がモーセに命じられた命令を守った。主は彼とともにおられた。彼はどこへ出陣しても勝利を収めた。」 (17章6-7節)

自分の弱さを認め、ますます主に堅くすがって、御言葉を握っていきましょう。
サタンの嘘に甘んじて生きるか、天の領域で生きるかの選択は自分次第です。

■A:考えてみよう

サタンが、自分に投げかけてきている「嘘」はなんだろう。自分が甘んじてしまっている「嘘」はなんだろう。

それらの「嘘」に対して、「私にはその嘘がイエスの御名によって通用しない!」と宣言しよう。

自分の思いを「嘘ウィルス」をはじくように設定しよう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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