■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書24章45節

★主人から、その家のしもべたちを任されて、食事時には彼らに食事をきちんと与えるような忠実な賢いしもべとは、いったいだれでしょう。

■O:今日のコラム
主が再び戻って来られる時、目を覚ましていなさい!忠実な賢いしもべのようでありなさい!と、聖書は私たちに教えています。

ギリシャ語には「クロノス」と「カイロス」という「時」と訳される言葉が2つあります。クロノスは、いわゆる時間、過ぎ去る時間です。カイロスは、神様によって定められた時です。

私たち人間は、この地上で生まれ、命を終えます。初めがあり終わりがある、直線的に流れる時間「クロノス」があります。

そして、初めもなく、終わりもない(ヘブル7:3)、円のように流れ続ける永遠という時間を生きるお方の定められる「カイロス」という時があります。そして、ここで出てくる食事時の「時」とは「カイロス」です。

「主人から、その家のしもべたちを任されて、【神のカイロスの時】には彼らに食事をきちんと与えるような忠実な賢いしもべとは、いったいだれでしょう。」と言っているのです。

全ての神の聖徒たちが、神様のしもべです。

自分自身に言い聞かせますが、この終わりの時代を歩む時に、自分さえよければいいという自己中心、またいつまでも借り物の信仰、受けてばかりの霊的に幼子の状態、そうであってはならないのです。

私たち花嫁が成長していくならば、花嫁であることを超えて花婿の友となり、花婿なるイエス様の心を知り、満たしたいと願うようになります。そして、イエス様の来られる道を備える者、叫ぶものの声となり、花嫁に仕える者となっていくのです。

主が任せてくださった魂に食事を与え(御言葉を教え)、また仕える、イエス様がペテロに言われたように、一人ひとりが羊を牧する牧者のような者として立つように召されているのです(ヨハネ21:15,第1ペテロ5:2参照)

■A:考えてみよう
(1) 主に感謝する
イエス様の十字架を通して、私の心に「永遠」という希望、命、喜びが与えられました。主をほめたたえ、感謝する時間をもちましょう。

(2) 時間を聖別する
与えられた今日という時間を聖別しましょう。死んだ行いから私の良心がきよめられ、実を結ばないもののために時間を費やし、時間を無駄に過ごしてしまわないように、永遠の報いに繋がることに時間を捧げられるように祈りましょう。

(3) 御言葉を朗読する
忠実な賢いしもべとなる為に、まず私たち自身が御言葉の糧をいただき忠実に御言葉を朗読していきましょう。

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。」(伝道者の書3:11)

「イッサカル族から、時を悟り、イスラエルが何をなすべきかを知っている彼らのかしら二百人。彼らの同胞はみな、彼らの命令に従った。」(第1歴代誌12:32)

「しかし、愛する人たち。あなたがたは、この一事を見落としてはいけません。すなわち、主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。」( 第2ペテロ3:8)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あい 】

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