■S:今日の聖書の言葉
ヨブ記2章10節

★しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。

■O:今日のコラム
ヨブ記2章は、家族と持ち物を失っても神に信頼するヨブを、サタンが悪性の腫物で打つ場面です。彼の妻はこの状況を見て、「神をのろって死になさい」と言うのです。

しかし、ヨブは妻に同意せず、神に不平を言うどころか愚かな女とまで言っています。ヨブはこのような状況でも神を恐れる者だったのです。神を恐れるヨブは人の言葉にではなく、主を信頼しました。そして、罪を犯すようなことを口にしなかったのです。

ヨブのように、神を恐れる者の口から出てくるのは不平不満ではなく、神への信頼であり、神の言葉です。私たちの口からは絶えず不平や不満、心配、怒り、悩みがあふれ出ます。

「しかし、舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています。」(ヤコブ3:8)

この口が罪を犯さないためには、神の御言葉を口ずさみ続けることが大切です。

「この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行うためである。そうすれば、あなたのことで繁栄し、また栄えることができるからである。」(ヨシュア1:8)

御言葉を口ずさむ中で私たちは、ヨブのように神を恐れる者に造り変えられていく必要があります。主が目を留めるのは神の言葉に恐れおののく者だからです。

「私が目を留める者は、へりくだって心砕かれ、わたしのことばにおののく者だ。」(イザヤ66:2)

毎日の生活で御言葉を朗読し、聖霊様が示す神の言葉によって砕かれることを通して、内なる人が神の言葉に恐れおののく者に変えられます。

■A:考えてみよう
今日も聖霊様に満たされ、御言葉を朗読し続けていきましょう。
口の告白が変えられ、神を恐れる者に変えられることを求めていきましょう。主は飢え乾く者に答えてくださいます。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まこと 】

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