■S:今日の聖書の言葉
創世記42章1節

★ヤコブはエジプトに穀物があることを知って、息子たちに言った。「あなたがたは、なぜ互いに顔を見合っているのか。」

■O:今日のコラム
兄たちがヨセフを売った時から既に20年以上経っているのですが、父ヤコブが「エジプトに行きなさい」と言った時、兄たちが顔を見合わせました。自分たちがヨセフに対してしたことを思い出したからです。

「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。」(ガラテヤ6:7)

いくら時間が経っても、蒔かれたものは良いものも悪いものも必ず刈り取るということが、御言葉の中に約束されています。ヨセフのストーリーを読んでいて、さらに聖霊様がこの御言葉を思い起こさせてくださいました。

「神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。」(Ⅰヨハネ4:20)

この御言葉は、私が中学生の時に参加したキャンプで当時とても仲の悪かった姉との関係を示され、悔い改めの祈りに導かれた御言葉でした。小さい頃から教会に連れられていましたが、自分の「罪」が分かりませんでした。

イエス様の十字架が他の誰でもない、この私のためであったということが、この時この御言葉を通して初めてわかり、涙がとまらず「イエス様ごめんなさい」と祈ったことを覚えています。

■A:考えてみよう
今年、新宿シャローム教会においては「神の約束の完成を見る年となる」ということがテーマで掲げられています。私たちに与えられている人間関係、「家庭」に「学校」に「職場」に、2017年の歩みにおいて蒔かれてきた悪い種はあるでしょうか。放置して、その種が成長し、どんどん根深くなってしまっているものがあるでしょうか。見て見ぬ振りをせず、諦めることなく、全てをご存知な神様に差し出していきましょう。

私は今、自分自身の取り扱いとともに「家族の回復」を願い、神様に祈っています。ヨセフは、のちの章においては、自分を売った兄弟たちを赦し、和解しています。それは、ヨセフが自分に対する神様の約束・計画を悟っていったからです。

目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。私たちは、心から神様を愛したいと願います。であるなら、絶えず自分を顧み、悔い改めによって私たちの心の地を、主に取り扱っていただきましょう。イエス様だけが、すべての悪感情から、苦味から、傷から、自己中心から、癒し、解放してくださるお方です。

聖霊様の火によって燃やされ、イエス様の十字架の血潮によって抜き取っていただいたら、いよいよ、真実な主の約束を握り、神様の計画・約束の成就を見るまで、約束の御言葉の種を蒔き続けていきましょう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あい 】

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