■S:今日の聖書の言葉

列王記 第二 2章12節、14節 (同1章)

★12 エリシャはこれを見て、「わが父。わが父。イスラエルの戦車と騎兵たち」と叫んでいたが、彼はもう見えなかった。そこで、彼は自分の着物をつかみ、それを二つに引き裂いた。

★14 彼はエリヤの身から落ちた外套を取って水を打ち、「エリヤの神、主はどこにおられるのですか」と言った。彼も水を打つと、水が両側に分かれたので、エリシャは渡った。

■O:今日のコラム

今日の箇所は、エリヤが天に上った時にエリシャがとった行動について書かれています。

エリヤが天に上げられる前、エリシャはエリヤに「あなたに与えられてる2倍の油注ぎが欲しい!」って求めました。ただ、それには「もし、私(エリヤ)が取り去られる様子を見ることができたら、その願いはかなう」と言う条件付きでした。

実際、エリシャは火の戦車と火の馬を見ましたが、エリヤはすぐに見えなくなりました。

そこでエリシャがとった最初の行動。それは「自分の着物をつかみ、それを二つに引き裂いた」でした。

「着物を引き裂く」とは、聖書の中で悔い改めや、嘆く時にイスラエルの人々がとる行動です。

エリシャはエリヤが天に召されて、もう共にいることが出来ないという悲しみと天に上っていくエリヤをしっかり見る事ができなくて、自分の願いはかなわないと思い、自分の着物を引き裂いて嘆いたのかなぁ~って私は個人的に思います。

というのも、私たちは今だからエリシャがエリヤの倍、油注がれた偉大な預言者であることを知っていますが、その当時、エリシャは本気に油注ぎを逃がしたと思ったのではないでしょうか? そして、失望や孤独などを感じてたと思われます。

そんなエリシャ、終いには心の叫びを声に出します。「エリヤの神、主はどこにいるのーーー!!!」

神様が共にいるって分かっていても、時に失望や孤独を感じてしまう事ありませんか? 私は、祈りや願いがかなっていない時、よく失望しちゃいがちです。こんな弱い自分にもすぐ落ち込んでしまいます… そして、エリシャと同じように「神様どこにいるのー? 祈り聞こえてるのー?」って思ってしまいます。

エリシャはどんな気持ちでエリヤの外套を取って水を打ったか分かりませんが、もしかすると、投げやりみたいな感じで、打ったかもしれません。

そしたら、水が分かれた!!! エリシャ、この時「えっ?!?!」ってなって、かなり驚いたんじゃないですかね?笑

皆さん、主に祈っても祈っても答えられていなくて失望を感じてませんか? 主は、驚く方法でその祈りに答えてくださいます。必ず!エリシャにしたように。

そして、主は今日もあなたの声、あなたの祈りや願いに耳を傾けています! それも、心から喜んで! だから、もう一度聖霊様によって奮い立ち、祈り続けていきましょ!!!

■A:考えてみよう

諦めかけている願いや夢、まだ答えられていない祈りありますか? 今日、もう一度主の前に出て行き、聖霊様によって、祈り続けていきましょう!!

■P:祈り

主よーーー!! あなたはどこにいるのですか? あなたを感じないし、見えないけど、私は祈り続けます!! あなたの前にいつも行ってあなたに祈り続けます!

聖霊様、祈り続けることができるように、力を注いでください。希望が消えないように、私を主の中に保ってください!!! そして、信じます。ビックリするような方法とベストなタイミングで主が私の祈りに答えてくださることを。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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