■S:今日の聖書の言葉
ゼカリヤ書14章9節

★主は地のすべての王となられる。その日には、主はただひとり、御名もただ一つとなる。

■O:今日のコラム
イエス様は公生涯で何度も神の国について語りました。イエス様の関心ごとはいつも神の国のことです。

「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコ1:15)

公生涯の初めにこの御言葉を宣言しました。数多くの力あるわざを成され、天の御国の現実を地上に現されました。

主の祈りの中でも「御国が来ますように」と祈られています。また、復活後40日間、神の国のことを弟子たちに語っています。このように神の国が地上に現れることはイエス様の願いであり天の父の御心なのです。

ゼカリヤ14章にはイエス様の再臨が詳細に記されています。イエス様の再臨によって神の国が目で見える形で地上に現れます。9節にあるように「主が地のすべての王」となる時です。

イエス様が王となられる理由としてピリピ2章にはこのようにあります。

「キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、すべての口が、『イエス・キリストは主である』と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。」(ピリピ2:6-11)

イエス様がなさった御業、天の父への従順、そのすべてがイエス様を王と呼ぶのに相応しいことなのです。このお方が王となり、全地を統治する神の国がやってきます。何と興奮すべきことでしょう!

クリスチャンは神の国でイエス様と共にこの地を統治します。すべての暗闇は暴かれ、神の正しい裁きが成されるときでもあります。

地上の生涯において、御言葉に従順に従った者には報いを受けるときです。また、神を恐れず、世を愛し生きてきた者にとっては悲しみの日となります。私たちクリスチャンの希望はここにあります。

今の私たちが生きる地上においては神の国はまだ現れていません。多くの暗闇が満ち溢れている世の中です。なぜならこの地上はサタンの支配下にあるからです。

この地上の世界において神を恐れて生きていくならば、多くの戦いがあり葛藤があります。迫害もやってきます。しかし、私たちクリスチャンの希望はイエス様の再臨にあります。

イエス様が再び戻って来られ、この地を治める王となられるという希望があるならば、この地上においてどんなに戦いがあったとしても耐え抜くことができるのです。将来約束されている神の国を待ち望む者となりましょう。

今は神の国は目で見えないので信仰が必要になります。しかし、神の国が将来約束されている確かな証拠があります。それは私たちの内側に聖霊様がおられるということです。次の御言葉に約束されています。

「この方にあってあなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞き、またそれを信じたことにより、約束の聖霊をもって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。」(エペソ1:13-14)

聖霊様が私たちの内におられることが御国が実在する証拠です。患難や迫害の中にあっても聖霊による喜びが湧き上がってきます。聖霊による喜びは神の国に属するものだからです。

地上において神の国は私たちの心の内側にあるのです。私たちの内側にある神の国をこの地に解き放っていきましょう。人々は私たちの姿を見て、神の国を知ることになります。

今年も残すところあと僅かとなりました。新しい年も主に期待し神の国の現れを待ち望んでいきましょう。イエス様が戻って来られるのは本当に近いです。

今日も一日、皆様の上にイエス様の豊かな恵みがありますように。

■A:考えてみよう
クリスチャンにとっての希望はイエス様の再臨です。イエス様の再臨を待ち望む信仰は世の終わりを生きる上で大切なことです。

私たちにイエス様の再臨を待ち望む信仰はあるでしょうか?今一度考えてみましょう。

■P:祈り

愛する、イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン

【 あきひろ 】

カテゴリー: マナメール

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