■S:今日の聖書の言葉
ゼカリヤ書5章5~11節

★私と話していた御使いが出て来て、私に言った。「目を上げて、この出て行く物が何かを見よ。」
私が、「それは何ですか」と尋ねると、彼は言った。「これは、出て行くエパ枡だ。」そして言った。「これは、全地にある彼らの罪だ。」
見よ。鉛のふたが持ち上げられ、エパ枡の中にひとりの女がすわっていた。
彼は、「これは罪悪だ」と言って、その女をエパ枡の中に閉じ込め、その口の上に鉛の重しをかぶせた。
それから、私が目を上げて見ると、なんと、ふたりの女が出て来た。その翼は風をはらんでいた。彼女たちには、こうのとりの翼のような翼があり、彼女たちは、あのエパ枡を地と天との間に持ち上げた。
そこで私は、私と話していた御使いに尋ねた。「あの者たちは、エパ枡をどこへ持って行くのですか。」
彼は私に言った。「シヌアルの地で、あの女のために神殿を建てる。それが整うと、そこの台の上に安置するためだ。」

■O:今日のコラム
このとき封じられていた罪悪の力の封印は、今の時代に解かれていることを信じます。これは大バビロンの力です。シヌアルの地とはバベルの塔が建てられた地を指しています。そこに大淫婦があらわれることが定められています。
 
この大淫婦は大きなことを言い、うわべを飾り、贅沢の限りを尽くします。肉の欲をこれでもかと満たそうとし、聖徒をあざけり、侮辱します。そして自分が神であるかのようにふるまうのです。
 
キリストの花嫁は、全く同時期に、全く逆の性質を世に示し始めるのです。

心の中の隠れた人がらを飾りとし(1ペテロ3:4)、慎み深く(1テサロニケ4:5)、御心を満たす生き方をし(ローマ8:5)、大言壮語せず、むしろ人を尊敬し助けます。そして神をますます神としてあがめるようになっていくのです。

キリストの花嫁は、自分が中心という生き方を捨て、自分の夫であるキリストにどこまでも従順に従い、心を世の物で満たされることを拒み、今よりもさらにキリストで満たされることを信じる者たちであると思います。夫以外の者で満たされてはならない心というものを大切にする心、貞操観念を主に対してもっている花嫁です。

うわべを内面より装う生き方は、貞操のない生き方にあたると感じます。誰も見ていない、知っていない心のありよう、自分のありようを主のものとして捧げる生き方をしていきたいと願います。

■A:考えてみよう
主に対する貞操観念を持とう。むさぼりは偶像礼拝であると言われる主は、自分の肉を満たす生き方を姦淫であると言っていないでしょうか?それは私が満たすべき領域であるといっていないでしょうか?

主は、何かすごいことができる以上に浮気をしない花嫁を求めているのではないでしょうか?主に対して貞潔であるうえで、良い働きをさせていただければ幸いであると感じます。

■P:祈り
あなたの前にしみやしわやそのようなものの何一つない花嫁としてあなたの御前に立つことができるように、私をきよめてください。また教会をきよめてください。  

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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