■S:今日の聖書の言葉

エレミヤ書34章10-12節(ローマ書1章)

★ 契約に加入したすべての首長、すべての民は、それぞれ、自分の奴隷や女奴隷を自由の身にして、二度と彼らを奴隷にしないことに同意し、同意してから彼らを去らせた。

しかし、彼らは、そのあとで心を翻した。そして、いったん自由の身にした奴隷や女奴隷を連れ戻して、彼らを奴隷や女奴隷として使役した。・・そこで、主からエレミヤに次のような主のことばがあった。

■O:今日のコラム

ユダヤ人たちは、同国人を奴隷にせず解放する事に同意しました。しかし、後で気が変わり奴隷として仕えさせました。

律法の中では、イスラエル人を奴隷として仕えさせてはならず、住み込みの雇い人として働かせるように命じられています。

同国人を奴隷から解放する事は、主の御心であることを彼らは承知していました。そしてそれに同意した上で、奴隷として仕えさせました。それゆえに、主は、彼らにのろいを解き放ち、バビロン人の奴隷にすると仰せになりました。

現代においても、私達の周りの人々を解放する事が主の御心である事を、私たちは知っています。にもかかわらず、人々をさばき、のろい、『あなたには価値がない』というような偽りに縛り付けるなら、どうでしょう? 彼らと似たようなものではないでしょうか?

人々を縛りつける者が縛りつけられるなら、人々を解放する者が解放されるのが当然でしょう。

確かに、私たちは解放の途上です。しかし、自分が完全に解放されたら人を解放すると考えるなら、そのチャンスはやってこないでしょう。人々の解放と自分自身の解放はともにやってくるのです。

■A:考えてみよう

主が、自分を省みてくださるから安心して、人々が偽り、憎しみ、不信仰から解放されるように願い、祈り、行動しましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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