■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第二3章27節、4章6節
★アブネルがヘブロンに戻ったとき、ヨアブは彼とひそかに話すと見せかけて、彼を門のとびらの内側に連れ込み、そこで、下腹を突いて死なせ、自分の兄弟アサエルの血に報いた。
★彼らは、小麦を取りに家の中まで入り込み、そこで、彼の下腹を突いて殺した。レカブとその兄弟バアナはのがれた。
■O:今日のコラム
ヨアブは、兄弟アサエルの復讐をしました。アサエルも下腹を突き刺され殺されました。
下腹とは、聖書の中で親しい者しか触れる事の出来ない部分を示しています。そこを刺して殺す事は裏切りを示しています。下腹を刺して殺す事の連鎖がアサエルから続いています。
私たちも兄弟を指して殺してしまう事があるのです。それは、言葉によってです。イエス様もマタイの5章においてそのことを語っておられます。私たちの言葉が人を生かすもの、いのちを与えるものでありますように。人の徳を高め、励ますものでありますように。
もし、兄弟の下腹を刺すならば、その人から、次の人へ連鎖していくでしょう。逆にいのちの水の川が流れ、その深さは遠くなるごとに深くなるように、人を生かす言葉は、それに勝る連鎖をしていくでしょう!
昨日読んだ箇所に、『彼らは互いに相手の頭をつかみ、相手のわき腹に剣を刺し、一つになって倒れた。それでその所はヘルカテ・ハツリムと呼ばれた。それはギブオンにある。』(Ⅱサムエル2:16)とあります。
この相手、と訳される語は、兄弟、友とも訳せる語です。兄弟同士で殺しあっている姿を父は、嘆いていないでしょうか?この剣は、御言葉をも指しています。御言葉をもって刺す事の出来ない完璧な人は、存在しません。しかし、人を刺してはいけません。御言葉は、まず自分を刺し貫くために与えられます。サウルが自分を剣で刺し通したとき、ダビデの時代がやってきたように。そのとき主の計画が前進するのです。
■A:考えてみよう
御言葉で人を刺さない。かえって、人を励まし、徳を高める言葉を語る。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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