■S:今日の聖書の言葉
詩篇120篇全体(ヨハネの黙示録20章)
■O:今日のコラム
この詩篇には、勇士の鋭い矢が登場します。この鋭い矢とは何でしょうか?『島々よ。私に聞け。遠い国々の民よ。耳を傾けよ。主は、生まれる前から私を召し、母の胎内にいる時から私の名を呼ばれた。主は私の口を鋭い剣のようにし、御手の陰に私を隠し、私をとぎすました矢として、矢筒の中に私を隠した。』(イザヤ49:1~2)とあります。
島々の遠い国々は、日本を含むアジアであるという事ができます。私たちは、召されています。それは以下のようなものであり、そのために主は、力を注がれます。
(1) 私たちの口を鋭い剣のようにします。
口の言葉が御言葉の宣言、信仰の告白となり、人を建て上げるものとなる召し。
(2) 御手の陰に隠します。
主の御手によって包まれる、臨在の中にとどまる者としての召し。
(3) 研ぎ澄ました矢とします。
その口の言葉の純度を高める召し。口の言葉は心にあるものがでるので、心を主が取り扱われ、きよめられます。
その後、どうするかといえば矢筒にしまわれます。それは、どんな目的で使われるのかというと、神の民となった異邦人をきよめるために使われます。眠っている神の民の目を覚まし、熱心にさせるのです。イザヤは、口に炭が押し付けられ、きよめられました。
同じように、神の民として召されていながら、その口に批判、争いを上らせる者の口が変えられます。それは、進む方向が変えられる事を意味します。
5節のメシェクとは、ヤペテの子です。ノアの子、セム、ハム、ヤペテのヤペテです。セムはイスラエルへと続く系図となり、ハムは呪われ、カナンへと続く系図となります。ヤペテはセムとともに布でノアの恥を覆った(イスラエルと異邦人がともに幕屋を張ることを意味します。花嫁を意味します)ために祝福を受けました。救われる異邦人を意味します。
ケダルの天幕は、雅歌1章で花嫁の象徴として登場します。雅歌は、花嫁の成長のストリーですから、彼らが、花嫁としてのスタートラインに着くことを意味します。
彼らは、逆の意味で研ぎ澄まされた矢でした。『彼らは、その舌を剣のように、とぎすまし、苦いことばの矢を放っています。』(詩篇64:3)しかし、主は、悪い言葉によって研ぎ澄まされた矢となった人々を、きよい言葉で研ぎ澄まされた矢によって変えられます。
この事実を知ったならば、きよい言葉で研ぎ澄まされた矢となるために主にとどまる者、父の愛にとどまる者となりましょう!黙示録の14章で出てくる14万4千人の花嫁は『口に偽りがなかった』(黙示14:5)という特徴があります。
矢と炭できよめられる側でなく、きよめるために神が用いる側になりましょう!
■A:考えてみよう
口のことばが御言葉、信仰の宣言、励まし、愛の言葉となり、きよいものとなることを求めましょう!また、主の愛にとどまり続けましょう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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