■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの福音書16章24節(詩篇94篇)

★あなたがたは今まで、 何もわたしの名によって求めたことはありません。 求めなさい。 そうすれば受けるのです。 それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。

■O:今日のコラム
ヨハネの福音書14章から17章にかけては、ヨハネにとって、愛するお方イエス様から最後に聞いた大切なメッセージの集大成のように感じます。ですので、この14章〜17章は個人的には主の愛、そしてヨハネがイエス様を慕っていた愛を感じる章です。

イエス様は今日の箇所で「求めなさい。」と命じられました。それは何のためか。それは、弟子たち(私たち)の喜びが満ち満ちたものよなるため。ここでイエス様が「求めなさい」と言われた時、イエス様の心の一番上にあったもの、それは何だったのでしょうか?食べ物だったのでしょうか?良い暮らしでしょうか?才能?名誉?
それは聖霊だったのではないでしょうか。

イエス様はルカ11章でこのように語られています。「あなたがたの中で、 子どもが魚を下さいと言うときに、 魚の代わりに蛇を与えるような父親が、 いったいいるでしょうか。卵を下さいと言うのに、 だれが、 さそりを与えるでしょう。してみると、 あなたがたも、 悪い者ではあっても、 自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。 とすれば、 なおのこと、 天の父が、 求める人たちに、 どうして聖霊を下さらないことがありましょう。 」
イエス様が「求める」と語られる時、それは先ず聖霊なのです。私たちに与えられた聖霊様。ヨハネ14:16には「助け主」とありますが、詳訳聖書では「慰め主、助言者、とりなす者、弁護者、激励者、援助者」とあります。聖霊様は無くてはならないお方です。それゆえに、イエス様が「求める」と言われた時、私たちが求めるものは御霊であることが大前提でした。

聖霊様は「罪について、義について、さばきについて世にその誤りを認めさせます。」(ヨハネ16:8)
「罪について」聖霊様の助けによって、私たちは自分の罪を悟ることができます。御霊によって私たちは、神の御心に沿った悲しみ(第二コリント7:10)、真の悔い改めへと導かれます。

「義について」聖霊様は、私たちが義(原語では「真っ直ぐ」の意)なる者としてこの地を歩むことが出来るように助けて下さいます。イエス様は御父の御心の真ん中を、右にも左にも逸れることなく義の道、真っ直ぐな道を歩まれました。御霊は私たちがイエス様のように、父の御心のままに歩み、義の道を歩むことが出来るように助けて下さいます。

「さばきについて」私たちが真の意味で、サタンをその足の下に踏みつけ、王である祭司としてこの地をキリストと共に治めることが出来るように、御霊が私たちを整え、また力を与えて下さいます。

他にも御霊の働きは沢山あります。御霊の素晴らしさを知れば知るほど、私たちはこの方なしでは、何も出来ないことを知るのです。ですから、御霊との交わりを本当に大切にしていきましょう。

では、私たちはこの時代においてイエス様との交わりはどのようにもつのでしょうか?それはみことばを通してです。ヨハネの福音書の初めにもありました。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」(ヨハネ1:14)私たちが、神の言葉であるみことばと交わり、みことばを愛し、みことばに従う時、私たちはイエス様と交わり、イエス様を愛し、イエス様に従っているのです。

では、御父との交わりは?
御霊は「わたしが(イエス様が)あなたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。」(ヨハネ14:26)そして、イエス様は御自分から語られたのではなく、御父が語れと言われたことを語りました。(ヨハネ12:49)つまり、御霊によって、みことばを思い起こす時、私たちは同時に御子との交わり、また御父との交わりを持つことが出来るのです。

ハレルヤ!御父が私たちに送って下さったお方である御霊を尊びましょう。みことばを愛しましょう。

■A:考えてみよう
毎日、賛美し、礼拝し、また祈る時、惜しみなく異言でも祈り、また、みことばを愛しましょう。父、子、聖霊との交わりは永遠に残るものです。是非、永遠に残るものに投資して行きましょう。
忙しい日々の中で、昼休みのわずかな間でも、子育て中の子どもが寝ているわずかな間でも、トイレ休憩の瞬間でも、私たちは御霊と交わり、主を愛し礼拝することが出来ます。そして、主はそれを喜んで下さいます。昨日より、今日、さらに御霊の豊かに住まわれる宮となることが出来るよう、御霊を歓迎していきましょう。
今日もお一人おひとりの上に、父、子、聖霊との親しい交わりが豊かにありますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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2 個のコメント


  1. 林直美 より:

    神様の尊い恵みに感謝しつつAmen\(^^)/

    しかし、このデボーションメール、登録しましたのに、この所、何日も、送信されていません。
    お調べの上、是非また、受信出来るようになりたいです。どうぞ、宜しくお願い致します。

    • 管理者 より:

      ご連絡いただきありがとうございます。
      ご登録頂いておりますメールアドレスをシステムでお調べした所、通常通り配信されているとの記録が残っております。
      お手数ですが、迷惑メールフォルダなどに入っていないかを今一度ご確認いただけたらと願います。

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