■S:今日の聖書の言葉
黙示録2章3~4節
★あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
■O:今日のコラム
エペソ教会は初代教会時代の模範的教会として知られていました。そのエペソ教会は熱心に奉仕し、知識においても偽使徒を見破るほどでありました。
しかし、彼らが見失ってしまっているものがある、と主は仰せになりました。それが初めの愛です。
彼らはどこから落ちたのか?というと、神の愛という土台から落ちてしまったのです。私たちがどんな立派なことをしたとしても、そこに神の愛がなければ神の国にとっては役に立たないものです。
働きは大切なものですが、働くために生きていると私たちは圧迫され、心が苦しくなってきます。しかし、愛するがゆえに働き、仕え、学び、奉仕するのであれば、義務感をはるかに超えたレベルのことができ、喜びと情熱を持ちながらなされていくことを可能にします。
私たちは、父に愛されるために神の子どもとして造られました。そして愛するために存在しています。この私たちの存在の根幹を見失ってしまうことがありうるのです。
そんなときは私たちのフォーカスを正しく直すべき時です。フォーカスを働きから主へと方向転換し悔い改める時です。
その愛の源は神にあります。すべての物は神から出ています。この方の御前に出て、働きや必要の全てを脇において祈る時間を持つことは、私たちにとってなくてはならないものです。そうしてこそ今日も私たちは、新鮮な情熱をもって人々に愛を注ぐことができるのです。
父の御前に出ずに、父の愛を味あわずに人々を愛そうとするなら、自分の中の愛がすぐに枯渇してしまいます。しまいには働きの中でイライラし、人々をさばき始めることすら起こりうるでしょう。
愛を知り、愛を理解し、愛を味わうことは父の御前に出て祈ることから始まっていくのです。エペソ書にはこうあります。
「こういうわけで、私はひざをかがめて、天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。
どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。
こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。
また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。
こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。」(エペソ3:14-19)
■A:考えてみよう
必要や働きのためでなく、今日もただ父にお会いすることが目的の祈りの時間を持ちましょう!異言で祈ることを徳にお勧めします。
また個人的にお勧めなのは、以下の御言葉を口ずさみ、思いめぐらし、感謝を捧げる時間を持つことです。
「また、天からこう告げる声が聞こえた。『これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。』」(マタイ3:17)
■P:祈り
天のお父様、あなたが私を愛してくださっていることを感謝します。私はあなたに愛されるために造られた神の子どもです。父が私のことを今日も喜んでくださっていることを感謝します。愛することも喜ぶことも、あなたが始められたことです。私は、その中に招かれていることを感謝します。あなたの愛、喜びを理解し味わう力を増し加えてください。あなたを愛しています。私の生きる意味、私の存在価値、私の存在理由はあなたにあります。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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