■S:今日の聖書の言葉
★ヘブル人への手紙11章1~2節

信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。昔の人々はこの信仰によって称賛されました。

■O:今日のコラム
今日の箇所は、多くの方にとって何度も聞いたことのある、読んだことのある箇所です。

ある意味では聞き慣れてしまったとも思えるこの「信仰」ということば。その本質を理解せずとも、目の前にある生活や文化のなかに一旦溶け込んでしまうと自分の考え方や行動が「現状維持」に傾いていることに気付かされます。

私は、先週ヘブル11章1~2節だけを朗読し祈り宣言する、祈っては朗読するを30分程繰り返してみました。その内に一つの問いがやってきたのを感じたのですが、それは「信仰を本当に働かせているだろうか?」という問いでした。なぜなら正直なところ、自分が望んでいる事がらについて「保証」があると思えなかったからです。

先日教会で新しいCDプレーヤーを購入しましたが、それには故障修理について5年間は無償修理を約束する保証書がついていました。正当な手続きを経て取り決めた保証書を持っていれば、5年間は無償で修理してもらえることを疑うことはありません。

私には信仰によって保証されているという安心感のようなものが心にあるのではなく、常に疑いや不安がつきまとっていることを知り、それと向き合う必要があることを認めることとなりました。

昔の人々はこの信仰によって称賛されました。目に見える保証書が彼らにあったわけではないのですが、信仰がその役割を果たしたのです。そして信仰者たちからのバトンは私たちに渡されています。

「信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。これは、信仰の結果である、たましいの救いを得ているからです。 この救いについては、あなたがたに対する恵みについて預言した預言者たちも、熱心に尋ね、細かく調べました。彼らは…~それらのことが、自分たちのためではなく、あなたがたのための奉仕であるとの啓示を受けました。」(Ⅰペテロ1:7-12a)

「私たちは、この望みによって救われているのです。目に見える望みは、望みではありません。だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。」(ローマ8:24)

私たちの信仰と希望とは神にかかっています。弱さ、乏しさをも強さと豊かさに変えてくださる主の御名を絶えず告白し、信仰のレースを走り続ける力を今日も聖霊様が与えてくださいますように。

■A:考えてみよう
・今日、信仰を働かせる必要のある領域は何だろうか。不安や焦り、疑いを感じていることに関して、神様に告白する時間を持ち、平安を受け取る時間を持ちましょう。

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」(ピリピ4:6-7)

・神様が私たちを称賛してくださるのはどんなことについてだと思いますか。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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