■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第二5:14
★祭司たちは、その雲にさえぎられ、そこに立って仕えることができなかった。主の栄光が神の宮に満ちたからである。
■O:今日のコラム
神様の願いは、いつも私たちと共に居たいということです。私たちを心から愛しているのです。しかしながら、罪により神様と人との間に大きな壁ができてしまいました。エデンの園にあったような親密な神様との交わりが失われてしまいました。
神様は神殿を通して、神様と人間が親密に交わる場所を設けてくださいました。神殿はモーセの幕屋とダビデの幕屋の機能が備わった場所です。モーセの幕屋では悔い改めと、とりなしの祈りが捧げられます。地から天に向かって神様に願い叫び求めるのです。
また、ダビデの幕屋は天で行われている礼拝を元に、地においても主への賛美と礼拝を絶え間無く捧げます。主の目は熱心に主を慕い求めるところに注がれ、主の臨在が地に及び、主の恵みと好意が満ち溢れるようになります。そのようにして、天が地に介入するのです。
神殿はこの二つの機能が備わった素晴らしい場所です。神の国の前味を味わえる場所とも言えるでしょう。新約時代に生きる私たちにとって神殿はどのようなものでしょうか?実は、聖書は私たち自身が神殿であると言っています。
「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。」(Ⅰコリント3:16)
イエス様を信じる私たちは神の神殿です。聖霊様が私たちの心の至聖所に住まわれます。
神を信じる私たちの生き方は神殿の役割を果たしているでしょうか?私たちが神殿であるならば、モーセの幕屋とダビデの幕屋で成されていたことが私たちの身にも成されていなければなりません。私たちは天に向かい叫び悔い改め、またとりなしの声を上げる必要があります。
また、黙示録5章にあるように、天で絶え間無く「聖なるかな」と賛美と礼拝がされているように、私たちもこの地において賛美の声を上げる必要があります。そのような生き方をする者が神の神殿である私たちであり、その共同体が教会なのです。教会には天と地に対する権威が与えられています。
「わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」(マタイ16:19)
私たち教会は神の神殿として、目を覚まして絶え間無く祈り続ける必要があります。与えられた権威をもってこの地に顕れている暗闇の業を閉じていきましょう。
そして、私たちの礼拝を通して天の臨在がこの地に介入し、癒しと解放の業を解き放っていきましょう。
神様が願っていることは、私たちクリスチャンを通して神の国がこの地に現れることです。クリスチャンになることがゴールではなく、残りの人生を通して神の国がこの地に現される為に生きていくことです。私たちクリスチャンを神様は豊かに用いてくださいます!
今日も一日、それぞれが遣わされた場所でとりなし祈りながら、神の国がその置かれた場所に現れることを求めていきましょう。
皆様の上に、イエス様の豊かな恵みが今日も満ち溢れることをお祈りします。
■A:考えてみよう
神の国はまず、私たちの内側に現れる必要があります。そうしていくなら、私たちの内側に現れた御国を私たちの周りに解き放っていくことができます。
私たちの心の内側を点検してみましょう。聖霊様を悲しませている領域があるならば悔い改めの祈りをしていきたいと思います。
そして、私たちの内側に神の国が拡大していくことを求めていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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