■S:今日の聖書の言葉
Ⅱ列王記15章5節
★主が王を打たれたので、彼は死ぬ日までツァラアトに冒された者となり、隔ての家に住んだ。王の子ヨタムが宮殿を管理し、この国の人々をさばいていた。
■O:今日のコラム
ユダのアマツヤ王(ウジヤ王)は、初めは良かったのですが、ある時、勝利を重ねるアマツヤ王が主に打たれるという出来事が起こりました。
「しかし、彼が強くなると、彼の心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。彼は彼の神、主に対して不信の罪を犯した。彼は香の壇の上で香をたこうとして主の神殿に入った。
すると彼のあとから、祭司アザルヤが、主に仕える八十人の有力な祭司たちとともに入って来た。
彼らはウジヤ王の前に立ちふさがって、彼に言った。『ウジヤよ。主に香をたくのはあなたのすることではありません。香をたくのは、聖別された祭司たち、アロンの子らのすることです。聖所から出てください。あなたは不信の罪を犯したのです。あなたには神である主の誉れは与えられません。』」(Ⅱ歴代誌26:16~18)
王であるアマツヤは、その領域を超えて祭司の務めをしようと神殿に入っていき、主の怒りを買ったのです。彼は任された領域を超えてしまったのです。私たちは、もっと影響力のある働きをしたいとか、もっと有名になれるような働きをしたいなどと思いがちです。しかし、主に忠実であることが何よりも尊いことなのです。影響力や知名度などは、主に忠実である結果生まれるものです。しかし、大きな事をしたら忠実さが生まれるか?と言ったら、逆にどんどん不忠実になってしまうことが多いと思います。
「また、主は、自分の領域を守らず、自分のおるべき所を捨てた御使いたちを、大いなる日のさばきのために、永遠の束縛をもって、暗やみの下に閉じ込められました。」(ユダ6節)
任されたものに忠実であること、主に対する従順を尊びましょう!主はそれを大切に見ておられます。主が大切に見ておられるものを大切に見ることは素晴らしいことです。
私たち一人ひとりには、主から任せられている領域というものがあります。父母に家庭を任せ、子どもを任せています。教師に教え子たちを任せ、上司に部下たちを任せています。私たちが所持している金銭や賜物、立場や人間関係は、永久のものではなく一時的に一人ひとりに任せられているものです。何よりも自分に任せられているものに忠実でありましょう。特にあなたでなければ出来ないことが重要です。
例えば私は二人の子どもの父であり、一人の妻の夫ですが、これは誰も代わってくれない自分にしか出来ない役割です。これを軽んじて人の目に評価されることばかりに心を砕くのは、任されたものに不忠実な状態です。あなたに任されていることに忠実でありましょう。
ヨセフは、どこにいても主に祝福されましたが、その中で任されている物を忠実に治める者でもありました。ポティファルの家に奴隷である時には財産を管理し、牢獄に入れられた時には人を管理しました。任された物に忠実であるがゆえに、彼は大きな物を任されるようになっていき、ついには、世界一の大帝国エジプトの国家を管理する者となりました。
■A:考えてみよう
自分に任されていることに忠実でありましょう。主に対する従順を尊びましょう!
■P:祈り
あなたが私に多くの物を任せてくださっていることを感謝します。財産、家族、役職、人間関係、全てがあなたのものであり、任されているに過ぎないことを認めます。
これをあなたの御心にかなって治めることが出来るようにさせて下さい。あなたに対する従順を尊ぶことに対する悟りを増し加えて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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