■S.今日の聖書の言葉
エゼキエル書2章6節~7節(マタイの福音書2章)

★「人の子よ。彼らや、彼らのことばを恐れるな。たとい、あざみといばらがあなたといっしょにあっても、またあなたがさそりの中に住んでも、恐れるな。彼らは反逆の家だから、そのことばを恐れるな。彼らの顔にひるむな。彼らは反逆の家だから、彼らが聞いても、聞かなくても、あなたはわたしのことばを彼らに語れ。」

■O.今日のコラム
エゼキエルは主から召し出された者、預言者としての働きを任せられた者です。彼が遣わすと言われた先は、3節:反逆の国民です。
そこで預言者の働き、神の言葉を宣言するというのは、とても困難であると思います。
そんなエゼキエルに対して、今日の箇所で神様は語っておられます!恐れなくていい、聞いても聞かなくても、神様の言葉を語りなさいと。

私たちには、人の顔色をうかがってしまったり、目に見える状況で判断してしまう弱さがあると思います。相手を思いやることや、冷静さを持つことは大切なことですが、いま起こっている状況や、人に合わせて、主が語ってほしいと思うことばを伝えられなかったり、神様の基準、神様の義を変えることは主に喜ばれないことであることを覚えたいと思います。
それはただ一つの神様の義が義ではなくなってしまうからです。

「しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちを導いてキリストによる勝利の行列に加え、至る所で私たちを通して、キリストを知る知識の香りを放ってくださいます。私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです。…私たちは、多くの人のように、神のことばに混ぜ物をして売るようなことはせず、真心から、また神によって、神の御前でキリストにあって語るのです。」(Ⅱコリント2:14-17)

わたしたちのことばには力がありません。しかしみことばに、みことばなるイエス様に力があるのです。
「主のみことばは混じりけのないことば。土の炉で七回もためされて、純化された銀。」(詩編12:6)
おそれることなく、大胆に語るときに、生きたみことばなるイエス様が生きて働かれるのです。

主が預言者なるエゼキエルに主の言葉を与え、みことばを解き放つことを望まれたように、私たちも、主からの語りかけをうけ、家族に、職場に、学校に、教会に、国に、みことばを宣言する預言者です。
私たちが宣言するときに主のみことばの約束が種となり、蒔かれるのです。
その種を成長されてくださるのは
主、すべては主が成し遂げられるお方であることを覚えます!

■A.考えてみよう
主は私たちから神様の言葉が溢れるように願っておられます。私たちのうちにみことばが蓄えられるときに、それは私たちのうちにみことばなるイエス様が共に住まわれることですから、自分たちの意見や思い、考えを超えて、私たちの口から自然とイエス様のこころが溢れるようになると思います。

そのために今日の朗読箇所にあるように、主が語ってくださいます。
8節:「あなたの口を大きく開いて、わたしがあなたに与えるものを食べよ。」口を大きくあけて、今日もみことばを求めましょう。みことばでわたしたちの内側が満たされますように願い求めます。
「義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるから。」(マタイ5:6)

自分に、家族に、教会に、職場に、国に、神様が語ってくださっているみことばを宣言していく時間を持ちましょう!

■P.祈り
命をかけて十字架で示してくださった神の義を、尊びます。
みことばなるイエス様、私たちのうちに住んでください。神様の義を飢え渇いて求めます。蓄えられたみことばが、わたしたちの内側から宣言となって溢れていきますように!愛するイエス・キリストの名前によってお祈りします。アーメン。

【ゆうこ】

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