■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙11章25〜27節
★兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり、こうして、イスラエルはみな救われる、ということです。こう書かれているとおりです。「救う者がシオンから出て、ヤコブから不敬虔を取り払う。これこそ、彼らに与えたわたしの契約である。それは、わたしが彼らの罪を取り除く時である。」
■O:今日のコラム
過去2000年の歴史において、特に初代教会から3世紀の時代以降、キリスト教の名を使った度重なるユダヤ人迫害により、ユダヤ人達は十字架に嫌悪感を覚え、イエス・キリストを信じるユダヤ人は殆ど居ない状態でした。
しかし、この100年の間に大きな変化が起こり始めました。教会に聖霊の働きが回復されると同時に爆発的な異邦人の救いが起こり、それと共に長い間止まった状態だったユダヤ人の救いの時計の針が動き始めたのです。
特にこの数年間は時計の針が速く進み、数十年前までイエス・キリストを信じるユダヤ人の数は数百人でしたが、現在は1万5千人を超えています。また超正統派と呼ばれるユダヤ人の中からもイェシュア(イエス)をメシアと信じる人々が起こされています。
ユダヤ人の救いが「時間」を刻む短い針とするなら、それよりも速く進む「分」を刻む長い針は異邦人の救いです。ローマ11章でパウロが奥義として述べている様に、異邦人の完成がなされる時、イスラエルの国家的な救いが起こります。異邦人の救いとイスラエルの贖いは連動しています。そして、全ての時計の針が0時ぴったりに並ぶ時、主イエスは再び戻って来られるのです。
「時間」の針が進み、また「分」の針が進む為には、もう一つの針が動かなくてはなりません。それが「秒」を刻む針です。秒の針は休む事なく時を刻み続けます。これが現在全世界規模で起こっている24時間の祈りの運動です。30年前、全世界で24時間の祈りの家はたったの5ヶ所しかありませんでしたが、現在は2万ヶ所以上あります。また日本にも7ヶ所の24時間の祈りの家があり、24時間で無くとも日々定期的な祈りをしている教会となるとさらに多く存在しています。
祈りを通してリバイバルは加速し、異邦人とユダヤ人の救いが進んでいます。この様に主イエスが再び戻って来られる道を整える働きを「先頭走者の働き」と言います。バプテスマのヨハネが主イエスが最初に来られた道を整えた様に、この終わりの時に私達は全世界規模で主イエスが再び戻って来られる道を整える役割を担う事が出来ます。
日本が福音により勝ち取られ、日本にリバイバルが起こる時。アジア全域からイスラエルまで到達する最後のリバイバルが始まる引き金となります。主の約束を握り日本の各地で日々絶え間ない祈りの炎を燃やし続けましょう。主の栄光の訪れが日本に来る時が始まろうとしています。
■A:考えてみよう
日本の各地の教会に、とりなし祈る者が起こされる事を私自身の切なる願いとして祈っています。まずは私達自身が祈り、とりなす者となりましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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