■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き17章11節(エレミヤ書17章)
★ここのユダヤ人は、 テサロニケにいる者たちよりも良い人たちで、 非常に熱心にみことばを聞き、 はたしてそのとおりかどうかと毎日聖書を調べた。
■O:今日のコラム
先日、ベストライフスクール(チャーチスクール)の現代社会の授業で、今の多くの国々は法治国家であるという授業をしました。何かわからなくなったり、問題が起こるなら、法に照らし合わせて判断することができます。
私たち、イエス様に従っているものには、この地の法の上にある天の法があります。それが聖書です。この聖書に書かれていることは福音であり、次のように書かれています。
「私は福音を恥とは思いません。 福音は、 ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、 信じるすべての人にとって、 救いを得させる神の力です。」(ローマ1:16)
ベレアの人々は、「非情に熱心にみことばを開いた」とあります。詳しい訳を見てみると、「キリストを通して神の御国の永遠の救いにあずかるということについての使信を、心を傾けて熱心に十分な心備えをもって受け入れ、歓迎し」と書かれています。
私たちは何のために生きているのでしょうか。ただ食っていくためでしょうか。この世の一時的な楽しみを味わうためでしょうか。それもいいかもしれませんが、それを超えて永遠の御国の喜びを味わうために生きています。
私たちの国籍は天にあります。それであれば、天のルールをもってこの地で生きていかなくてはいけません。この地にいながら天の法の下に生きることができることはなんと幸いなことでしょうか。
■A:考えてみよう
みことばは種として、たとえられます。この種がどのような地に落ちるかによって結果が変わってきます。
私たちの心は人々に踏み固められた道端でしょうか。それとも岩地でしょうか。あるいはいばらの沢山あるところでしょうか。それとも、良い地でしょうか。
みことばはとこしえに変わることはありません。変わっていくのは私たちの心です。どのように変わっていくのでしょうか。自分中心からキリスト中心へ。自分勝手な生き方から、キリストの姿に似たものへと変えられていきます。
そのためには、いつもいつも、みことばの基準へと立ち返る必要があります。どのようになっていくかを知らなければそのようになれないからです。
私たちの目の前で起こるすべてのことは、みことばによって検証される必要があります。自分の目に「良い」と思っても、それが神様の目に「良い」と映るとは限らないからです。神様の基準に自分の基準を合わせることは、御霊によってみことばの啓示を受け、イエス様の血潮によってきよめられなければできません。
すべての事を「この事はみことばではどう言っているか」という目線で見ていきましょう。いつも手元に聖書を持ち、全ての事を聖書を通して見ていく習慣をつけましょう。そして、できるだけ長い時間をみことばと共に過ごしましょう。
もし、みことばよりもテレビやスマホの方が好きという方は、天の御国よりもこの地を愛している可能性があるということを知りましょう。天ではみことばが全てだからです。であれば、この地においてもみことばが全てなのです。
「イエス様を信じた。だからあとは好きな事をして生きてきて、死ぬ直前に神様に立ち返ろう」という生き方は、恵みを放縦に変えている生き方です。それはまるで「結婚したけど、自分の好きなことをして、都合のいいときだけ相手と一緒にいる」というような生き方です。
もし、本当に愛しているのであれば、一時も離れたくないと思うのが自然です。神様を本当に愛しているかどうかは、どれだけみことばと触れ合っているか、つまり、神様との関係の親密さで図ることができます。
今日も自分の時間を何に使うか、朝からみことばを読み、祈り、考えていきましょう。共に主の願う最善の道を選び取っていきましょう。
■P:祈り
天のお父さん、わたしにみことばを与えてくださっていることをありがとうございます。みことばが私を救い、みことばが私を生かし、みことばが私に力を与えてくださいます。あなたをあまりにも愛するが余り、みことばを読みたくてたまりません。
しかし、みことばを読むことのできない自分がいます。主よ、私がみことばを読まないのではなく、読めないのだという事実を悟らせて下さい。これは私の背後に働く霊的な力です。
イエス様のお名前によって、私の背後に働くみことばを読めないようにし、真理を覆っている悪しき力よ、この瞬間縛りを置いて私と私の家系から離れていけ!
私を義の道に導き、真理を悟らせ、永遠のいのちに至らせるのはみことばだけです。このみことばの中に生きることができるよう、聖霊様、助け導いて下さい。
いつもいつも、みことばの基準に立ち返る事ができるよう、助けてください。ベレアの人々のように、どんな小さなことも毎日みことばを調べ、それを検討する生き方をさせて下さい。
私の内なる人を作り替え、キリストに似たものとしてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。
【 しゅん 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。