■S:今日の聖書の言葉
詩篇136篇1-3節
★主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。
神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
主の主であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
■O:今日のコラム
ホードゥ・ラドナイ・キ・トーブ…と、始まるヘブル語の歌をご存知でしょうか。
詩篇136篇を歌った賛美です。
1節から3節をヘブル語で読んだのを、カタカナ発音で書くと（おそらく）こんな感じ。（発音記号をもとに書いていますが、ヘブル語初級者なので、違っていたらごめんなさい。）
1節 ホードゥ・ル・ヤハウェ・キー・トウブ・キ・レオラム・ヘセド
2節 ホードゥ・レロヒー（ル・エロヒー）・ハ・エロヒム・キ・レオラム・ヘセド
3節 ホードゥ・ラアドニー（ル・アドナイ）・ハ・アドニム・キ・レオラム・ヘセド
ヘブル語の一つ一つの単語には、絵のように、紙芝居のように、メッセージがあります。
今日の詩篇を、絵や紙芝居のように、味わってみると…
(1)(枚目)
「ホードゥ」
感謝をささげよ！両手を投げ出し、感謝し、賛美せよ！
(2)「ル」～に向かって
(3)（ 節ごとに入れ替わる）
1節「ヤハウェ」イスラエルの主なる神の正式な名前
2節「エロヒー・ハ・エロヒム」神の中の神、最高の統治者、主権者なる神
3節「アドニー・ハ・アドニム」主の主
(4)（1節のみ）
「キ」なぜなら
(5)（１節のみ）
「トウブ」良い！
(6)「キ」なぜなら
(7)「レオラム」永遠に
(8)「ヘセド」神の親切、好意、愛、慈しみ、恵み…
私たちは主に感謝すべきです！
何かよいことがあった時だけではなく、どんな時にも。
キ・トウブ！
なぜなら、「主は良い！」、からです！
キ・レオラム・ヘセド！
主の愛は永遠だからです！
このフレーズ「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」は、実は、旧約聖書のいろんな箇所に繰り返し登場します。
たとえば、1歴代誌16:34。
この場面は、神様の臨在、栄光、神様御自身そのものを何よりも愛したダビデが、その御臨在が満ち溢れ流れ出る場所、御声が語られる場所、主の契約の箱を、自分が用意した天幕の中に安置した時、歌うたいたちに命じて歌わせたところです。
また
エズラ3:11
でも、同じ箇所が歌われますが、ここは、バビロン捕囚から帰還したユダヤ人たちが、バビロンの王によって破壊された神殿を建て直し始め、その礎を据えた時に、ダビデの規定に従って、主を賛美した時の情景です。
神様は今どこに住まわれるのでしょう？
聖書は、私たちが聖霊の宮、神の神殿だと、教えています。
私たちの内に神殿の礎、イエス様が据えられています。
私たちのダビデ、イエス様が、主の祭司である私たちに、主の素晴らしい新しい契約の前で、主の臨在の前で、この賛美を歌うように求めておられます。
ですから、今日、私たちは、心の中で、また許される場所にいるなら、声を上げて、両手を主に投げ出して、主を誉め称えましょう。
「両手を力強く差し伸べて、心から感謝します！
イスラエルの神、最高の主権者、主の主に向かって！
なぜなら、
主は良いお方だから！主は本当によい方だから！
なぜなら、
いつまでも、とこしえから永遠まで続くから！
主の愛、慈しみ、その恵みとご親切、その好意は。」
■A：考えてみよう
今日、難しい課題、状況が起こったとしても、何かの戦いの中を通るとしても、自分の魂に命じて、心を奮い立たせよう。
「主に感謝せよ！
なぜなら、主は良い！主はまことに慈しみ深いから！
なぜなら、とこしえからとこしえまで、変わることなく続くから！主の愛と慈しみは。
■P：祈り
主よ、今日、素晴らしいことがあっても、苦しいこと、辛いこと、難しいことがあっても、私は主に感謝します。なぜならあなたはよいお方だからです。そして、とこしえの昔からあったあなたの愛は、今も変わることなく、永遠に変わることなく、いつも注がれているからです。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン
【 とも子 】
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