■S:今日の聖書の言葉
第一サムエル記12章24節

★ただ、主を恐れ、心を尽くし、誠意をもって主に仕えなさい。主がどれほど偉大なことをあなたがたになさったかを見分けなさい。

■O:今日のコラム
聖書には「恐れてはならない」という言葉が365以上あります。それは主が私達に毎日、「恐れるな。」と呼びかけておられるということではないでしょうか。イエス様ご自身も、弟子達に何度も「恐れるな。」と言われました。私達も様々なことですぐ心配し恐れてしまうものです。学校のこと、仕事のこと、将来のこと…。だから「恐れるな。」という言葉は本当に力強いものです。「恐れるな。」とは、単に気休めの言葉ではありません。重みのある、とても強い意味が込められています。「恐れるな」と聞くとき、同時に主は「私を恐れなさい。」と言っているのです。

もし私達が主を恐れるなら、主以外のものを恐れることは決してありません。 しかし主を恐れないなら、何に対しても不安を持つこととなります。高校を卒業したら大学、就職、結婚、子供…と絶えず、生まれてから死ぬまで心配だらけです。しかし、主を恐れるなら、全ての心配から解放されます。

クリスチャンだからと言って問題が無くなるわけではありません。クリスチャンであっても、人生の中で様々な試練や問題を通ります。しかし、問題よりももっと大きな神様を見る時に、神様からの解決が来るのです。

「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る。」(詩篇121:1~2)

地上の歩みは、「主を恐れるか、目の前の問題を恐れるか」、常に2つの選択の連続です。シーズンシーズンやってくる問題を私達は乗り越え勝利していかなければなりません。主だけを恐れる時、私達はどんな言葉も人の評価にもつまづくことはありません。状況や環境によっても揺り動かされることはないのです。

主を恐れる生き方は、抽象的なことではなく、日々の生活の実際的な歩みです。それは、主の言葉であるみことばを愛し口づさみ、繰り返し心に刻み続けること。王なる主にのみひれふすこと。とてもシンプルな歩みです。学生であるか、主婦であるか、ビジネスマンであるか牧師であるかは関係ありません。

イエス様は、マタイ7章で「狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」と言われました。

いのちに至る門は、誰もが好むような派手な歩みではないかもしれません。人の目には小さなこと、価値のないことのように映るかもしれません。しかし、それがいのちに至らせる門となるのです。

2017年を迎えましたが、365日、あらゆる時にも主を恐れることを選択したいと願います。

「主を恐れることは知識の初めである。…」(箴言1:7)

「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12:13)

■A:考えてみよう
教会も、人々の目に美しく、どんなに麗しく映っていたとしても、そこに主を恐れる聖徒たちがいなければ主の目にはむなしいのです。

主を恐れることは、主のみことばを愛することであり、私達の考えがみことばのように考え、私達の行動がみことばのように行動していく…このように、私達がみことばと一つとなっていくことです。みことばが存在から溢れ出るために、みことばを毎日心に刻み続けましょう。それが主を恐れる生き方です。

■P:祈り
人の評価を気にして仕えることなく、ただ、主を恐れ、心を尽くし、誠意をもって主に仕えることが出来ますように。
主のためにしたこと、主の前でひざまずいて祈ってこと、主を恐れて歩んだ全てのことを覚えて下さってることを感謝します。
どんな誘惑が来ても、いつも主だけを恐れて歩むことが出来ますように、聖霊様、助け導いて下さい。

イエスキリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【ひさえ】

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