■S:今日の聖書の言葉
黙示録2章4〜5a節(詩編104篇)

★しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさい。…

■O:今日のコラム
今日の箇所において、「初めの愛」と「初めの行い」がセットで書かれています。「愛すること」と「行うこと」はコインの表裏のようです。愛するなら必ず行いが自ずとついてくるからです。

愛を感じるのは、もちろん言葉によります。しかし、言葉だけでは伝わらないこともあります。

牧師である主人が「メッセージで何を語るか、どんな立派なことを話すか以上にそれを自分が行っているかどうかがもっと大切」ということをよく教えてくれます。だから、私もこのように記事を書いている時に、どんなに立派なことを書くか…ということよりも、自分がこれを行えているのか、と毎回吟味しながら書いています。どんな素晴らしいことを書いているか、伝えているか、語っているか以上に、「実」が大切です。なぜなら、人々は「実」を見て判断するからです。

黙示録において、主が7つの教会に評価している多くのポイントが「行い」であることにも深く考えさせられます。この事を通しても、主が注目しておられるのが「行ったかどうか」であることが分かります。それは、イコール「愛したかどうか」と同じなのです。

人はそれぞれ愛の感じ方が違うと思います。ある人は、励ましの言葉によって愛を感じるでしょう。また、ある人は時間を一緒に過ごすことだったり、ある人は、贈り物をしてもらうこと。またある人は、お皿を洗ってもらうことや家事を手伝ってもらうことかもしれません。
では、イエス様の愛の感じ方は何でしょうか?

みことばに答えがあります。

ヨハネの福音書14:15
「もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。」

ヨハネの福音書14:21a
「わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人です。…」

第一ヨハネ5:3a
「神を愛するとは、神の命令を守ることです。…」

ここに答えがはっきりと書かれています。イエス様が愛されている…と感じるのは、実は私達が「戒めを守る」時なのです。

■A:考えてみよう
マタイの福音書5〜7章を朗読し、みことばを心に刻み続けよう。私たちの存在からみことばが溢れ出し、それが行いとなって行くよう求めよう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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