■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書22章31-32節 (ルカによる福音書22章1-38、エレミヤ書30章)
★ 「シモン、シモン、見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」
■O:今日のコラム
上記は、最後の晩餐の場面、十字架にかかる前に、イエス様が愛する弟子たちと共に食事をとった時に、イエス様が語られた言葉です。
ここで、注目したいのはイエス様が「あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。」と言われていることです。
ここでイエス様は「あなたがふるいにかけられないように(サタンの試みに遭わないように)」とは言っておられません。
また、「立ち直ったら」とありますが、原語では「向きをかえる」(回心)の意であり、英語ではwhen you have turned backつまり「戻ってきたら」と書かれています。
イエス様はシモンや弟子たちが、この後、ふるいにかけられ、信仰が試される時が来ることを知っておられました。またそれによって、一時、神様への信頼を失いかけて、主のもとを離れてしまう弱いものであることを分かっておられました。
そこでイエス様は、「信仰がなくならないように」、また倒れても、回心して主のもとに「戻ってこられるように」彼らのために祈られたのでした。
同じように、今の時代、サタンは私たちをふるいにかけて、おとしめようと必死に働いています。
主を信じる者の信仰を弱め、主との関係を疎遠にさせようと躍起になっています。
主は私たちがふるいにかけられた時に、その信仰が弱まり、主を疑ったり、主との関係が希薄になってしまう弱さを知っておられます。イエス様が弟子たちのためにとりなしておられたように、聖霊様がわたしたちのために、とりなして下さいます。
ですから、御霊の言葉である異言で祈ることは、わたしたちの「信仰がなくならないように」するためにも、とても重要なことです。
弟子たちをふるいにかけ、またイエス様を十字架に架けることはサタンの陰謀でした。そしてそれが成功したかのように見えましたが、それによって人類に罪の赦しと救いがもたらされ、結果的には主のご計画が成就し、主の勝利でした。
同じように、サタンの試みにより、私たちは今、ふるいにかけられていますが、恐れることはありません。やはり、最後には主の勝利でおわります。ですから、私たちは勝利者なる主と共に歩み続けましょう!
肉の目に見えているこの世の中は平和に見えますが、霊の戦いにおいては、サタンが激しく攻めてきています。
私たちは目を覚まし、御言葉をしっかりと握り、いつも主を目を見上げ、主の御声に最大の関心を注いでいきましょう!!
「すべての祈りと願いを用いて、どんな時にも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。」 (エペソ人への手紙6章18節)
■A:考えてみよう
今、平穏な毎日だろうか? その人は信仰が眠らされないように御霊によって祈ろう!
今、試みにの中にいるだろうか? その人は、信仰がなくならないように御霊によって祈ろう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 みちる 】
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